高校野球に新一年生が合流しました。



よく耳を傾ける選手

負けん気の強そうな選手

ふわふわしている選手

それでも、第1歩をスタートしましたね。




高校野球でチームトレーニングを指導していると、

意識が先頭に来ないといけません。

野球のプレーに考えや判断が直結しますから。




人間性と野球が凄く共通します。



7年目に入りますが、プログラムは進化してます。

それは、僕の高校野球への適応。

大学野球の時は、学んできたトレーニング理論とプログラムは一致してました。

なぜなら、野球することが備わっている年代だからです。

高校野球はまた別です。

人間教育と体作りと育成がベースにあり、

勝負や強化はそこを絡めていかないといけません。



そこには、トレーニングまでもが意識的かつゴールがはっきりしていないと理解しにくいんです。

シンプルかつ取り組んだ結果から良し悪しが分からないと修正も分かりません。

例えば、

重りをここまで持ち上げる

とか

重いトレーニングボールをここまで投げるとか

とか

腹筋1つでもここまでタッチする

とか

ストレッチも手をつけるところまで

とか。



向上に意識を持たせられるゴールを作ることが身に付く方法になってきます。



各高校、それぞれのやり方がありますが、

明確な身体組成と体重、筋肉量の評価と

野球の技能テスト評価

をもとにグループ分けしているので分かりやすいです。



体重、筋肉量がないなら体作りに

走力や瞬発力がないならスピードトレーニングへ

など、全てが明確なので全選手対応のプログラムになります。




適応の次は、先程書いた選手へのシンプルさ。

シンプルにしないと効果を得ることや意識までもが届きません。

1歩ずつ進むなら、きちんとこなさないとレベルアップ出来ませんから。




伸びる選手の特徴として、

聞く力

理解する力

変えようと心がける気持ち

言われたことにイメージが出来る

自分の今を知っている

自分の弱さも知っている

自分の運動課題を見つけられる




コツコツやれるタイプが伸びますし、

逆に、それらのことを全て負けん気がエネルギーになってやれる選手も伸びます。




どの選手も学び、取り組み、改善して、向上しなければいけません。




野球の試合ではそれがイコールになるかは分かりません。

トレーニングで向き合っている中では、そう感じますね。