歌の練習では、ブレス位置を決めてから、高い音位置をチェック!それからどう歌うかを考える。
ボイストレ-ナ- 斉藤信也です。
この譜面は、歌唱指導中の時のものです。
まず、指導するときに、
譜面を見ながらブレス位置を決めます。
そこから高い位置の確認をします。
この曲だとトップの音がラです。
ピアノの真ん中の音ドの上のラの音、
A4になります。
ちなみに
ピアノの真ん中の音がC4です。
この課題曲を練習している生徒さんは、
音域が3オクタ-ブ以上あるので、
この曲を歌うことは問題なりませんが、
地声の限界がファ、F4あたりなので、
ここから裏声に切り替えて
歌っていただいてます。
〇で囲んでいるとこを裏声に変えるように
していますが、
急に裏声に変えると
声がひっくり返ったように聴こえるのです!
そこで、ミ、E4あたりからスム-ズに滑らかに
切り替える練習を繰り返しやっていきます。
この喚声点(地声裏声の切り替えの場所)を
意識して 何度も何度も練習していくことで、
地声裏声が綺麗につながります。
おそらく!
この生徒さんの歌を聴くと
全て地声で歌っているように
聴こえてくると思います。
8/4のなかの芸能小劇場での発表会が
今から楽しみですね。
ボイストレ-ナ-
斉藤信也