虫歯菌というのは持って生まれてくるのもではなく子供の虫歯は大人から虫歯菌を移してしまうことが原因。だから徹底的にその虫歯菌から子供を遠ざけるべき!
誰かから虫歯菌をもらうことがなければ一生虫歯になることはない。
だから子供のスプーンとかお箸とかは徹底して大人のものと分ける、大人が一度口をつけたものはあげない、大人が噛んだものをあげるなんて言語道断、愛情表現のチューも口にするのは絶対ダメ!
、、、というのはイマドキ子育てママの中では割と常識になってる。と思う。
そんな常識あんの?知らん。という方にはこちら参考までに。
※注※上記のことを詳しく書いてるので参考につけるだけで下の方の宣伝のナンタラカンタラをお勧めする気は毛頭ありませんので!
私も御多分に洩れずこの【虫歯菌から子供を遠ざけるやつ】頑張ってました。最近まで。
私、もともとは滅菌とか除菌とかそういうのにはあまり興味ありません
だって日本って世界のどの国よりも清潔でキレイやと思うので日本の普通の環境であかんかったらインドとか行ったら(←自分まだ行ったことないくせに知ったかぶってる)どうなんねん?!死ぬやんって思ってるからww
東南アジアとかはもちろん、綺麗に見えるフランスとかイタリアとかヨーロッパでもほんまに結構汚い。
日本ほど清潔で気持ちの良い国は無いと私は思ってる
だからちょっと床に落ちたもん口に入れたとかちょっと賞味期限が切れたものとかそういうのも「死なへん死なへん大丈夫!」って思ってるし、多少は菌と共生することで免疫をあげることの方が重要だと思っているタチだ。
そんな私やけど、この【虫歯菌から子供を遠ざけるやつ】は結構頑張ってやってた。
そもそもこの話に信ぴょう性があるのかないのかも分からないけどとりあえずやれるところまでやってあげるのが親の務めだと思って頑張ってた。
でも、、これが結構ほんまに大変やった。
離乳食つくってても、
味見してみる→味薄いなー、ちょっとお醤油足そう→さっき味見した時のスプーンはもう使えないから新しいスプーン出して味見する。(ここで既にスプーン2本使う)
温度熱すぎないかなー?→チェックしてみる→熱いので少しの間冷ます→もういけるかなー?と再度チェックするさいはさっきのスプーンは使えないので新しいスプーン出してチェック。(ここでさらに2本)
いざ娘に食べさせる。すると何口か食べたところで私に食べろとスプーンを私の口に押し付けてくる。→ありがとーと言って一口いただく。→このスプーンはもう使えないので新しいスプーンを出す。(ここでも2本)
どんだけスプーン使わなあかんねん!!笑
更に口にチューしようとする娘を避けたり、
虫歯菌もってるかもしれないから他の子のマグとかから飲まないように、飲まれないように気をつけて、(子供ってなぜか他人のマグにすごく興味を示す。)
娘が私に一口あげるって口の前まで持ってきたものを食べずにちょびっとちぎって食べるようにしたり、
おじいちゃんおばあちゃんとかが自分のお箸とかで何かあげたりしないように見張って、もしあげようとしてるところを見つけようもんなら「やめてよ!」と全力で怒り、、、
と頑張ってた
けど、、、、
離乳食から大人の分から取分けの幼児食になった今ついに限界が来たのでもうやめました。。
理由は下記。
・なんでも大人と一緒、というのが嬉しくて仕方がない時期になってきた娘。大人が食べてるものをとにかく欲しがるその時に一度お箸をつけたものだからと食べさせないことが忍びなくなった。
・色んな味や食材を覚えさせる、味覚の発達を伸ばしてあげたい今の時期に「それ食べてみたい」と食べる気になった娘のタイミングを大事にしたい。
・自分の食べているものを他の人に一口あげるー、おいしいよー食べてみてーという娘の優しい心に対してNOを言うのが忍びなくなった。
などなど。
娘の成長とともに無理が出てきたので、、、
今まで一緒に頑張ってくれたよっくん、ごめんなさい。。
ギブアップさせてください。
私の中では色んな葛藤と戦いながら最終的に諦めると言う決断にいたったわけで、
先日この話を高校の同級生と会ってたときに「私ついに諦めてしまってん。。」と打ち明けた。
ちなみにその同級生は歯医者さんの奥さんで1歳ちかい赤ちゃんのママ。
だから当然徹底してこの【虫歯菌から子供を遠ざけるやつ】やってるんだと思ってた。
だがしかし!
その友達「え?なんなんそれ?」というではないか。
「かくかくしかじか、こういうやつやん!歯医者さんの家では徹底してやってるんちゃうん?」と言ったら、
「あー!聞いたことあるけどやってへんでー。」という。
更に「そんなんいくら自分が頑張ってやっても影でおばあちゃんにあげられてんで。」とケラケラ笑うもんだからド肝抜かれた。、、というか気が抜けた(笑)
さてさて、この【虫歯菌から子供を遠ざけるやつ】どのくらい信ぴょう性があるんですかね??
あと私はよく子育てに迷ったら、昔の人(母親世代より前の戦前とかそれより前の人)はどうしてたのか?海外の人はどうしてるのか?ということを調べたりするようにしているのだけど、
離乳食に関していうと、昔の人は特別に離乳食とかは無しで母親が咀嚼したものを与えていたという。
もしかしてこれには母親の唾液がもってる酵素がまだ消化器官が未発達の赤ちゃんの消化を助けるとかの意味合いがあって、それは【虫歯菌から遠ざける】ことよりも大切なことだったりする可能性もあったりするのかな??という疑問も。
詳しい方いらっしゃったら是非教えてもらいたいです
さぁーて、我が家はギブアップしちゃったので後は歯磨きを頑張るぞー♪
美味しいもの食べて幸せに生きていくために歯はとっても大切ですからね