昨年9月の台風21号の影響で関西空港に足止めされた方々について、中国人が流したフェイクニュースによって批難が殺到した台湾の方が自殺したという事や、ある国では誘拐事件発生というフェイクニュースを信じた人々が、何の罪もない人をリンチして殺してしまった事などを伝えていた。
そして、北マケドニアのある町でフェイクニュースが作られているという情報を得て、取材に。
そこは失業率20%以上という貧しい所で、以前は工業が盛んだったけど、今はほとんどの工場が閉鎖されていて、フェイクニュースの作成を職業としている人が驚くほど沢山いる。
普通に働いて得るお金の1000倍くらい稼げるそうで、行政が彼らを保護さえしている状態。
特に若い人が多く、ある若者はフェイクニュースで稼いだお金で外車を買い、両親のローンを完済し、兄弟のために使ったという。やるせない気持ちになった。。。
そして、その中にはフェイクニュースの作成方法を教える人がいて、今までに5000人に教えたという。
3年前のアメリカの大統領選で〈ローマ法王がトランプを支持〉というフェイクニュースを流した人だ。彼は4年間で約9億円を稼ぎ、広い家に住み、高級外車に乗っている。
彼曰く「表現の自由があるのだから、何を書いても問題はない。悪いことをしているとは思わない」と平然と言っていた。
人間の持っている〈モラル〉や〈良心〉は大金の前には無力になってしまうのかと思ったら、悲しくなってきた。。。
かといって、私が何かできる訳ではないけど、なんか違うんじゃないかなって思った。
※らしくない、重い内容になってしまいました😅
最後まで読んでくださってありがとぅございます。