「朝なのに眠いわ~。」
うちの社長さんの最近のお気に入りの場所、キャットタワーのこのスペース。
小太りのくせに、この中に入っていく姿はまさに自分を見ているよう。
まずは、頭から・・・
そしてチラッとこっちを見て、くるっと回転。いや、そんなにすぐには
回れない。
どう見てもHIPがあたる。ドン、ドン、OK!
「いや~ん、社長さん。ちょっと狭いんちゃいますか?」
子猫の時に買ったキャットタワーだもの。
5年も経った今は、そりゃ、ウェスト周りがたいしたもんですって。
「うるさいニャー。ここも好きなんや。」
「あっ、かわいらしい。ニャーですか。」
しばらくしたら爆睡。まだ朝の8時ですえ~ シャッターの音で半目開く。
洗濯物をたたもうとしたら、キャットタワーから飛び出てきた。
どす~ん、とは言わないけど・・・
なかなかたくましい音の着地。
用事をしている時は遠目から見守る感じの社長さん。
ちょっと手があいたかなと思いきや、そばに寄ってきて甘えてくる。
「なぁ、紐を持って遊ばへ~ん。」
私を見て~、私をかまって~とスリスリ。
眼の前を通る時は足を踏んでいくこともある。
昔のエプロン、ひっぱってきたら紐とじゃれあう。
お尻フリフリ、エプロンのフリルが似合ってたので写真を・・・
あっ、逃げられた。
小さな生き物だけど、見てると可愛いですね。
狭い家の中を、毎日見回るのが仕事。
「なんかしゃべったら面白いのになぁ。」と相方。
すかさず、私が社長さんの気持ちを言葉にする。
「おとうたん、おとうたん。何してんのや?
ヒマやったら遊んであげよか。」(笑
「そんなん、言うてへんわ~。」
部屋でゴソゴソしてると、そばに行って監視をしているみたいで
「何や?俺に何か言いたいんか?じっと見つめて。」
そら、そうやわ~。おかあたんを手伝ってあげてと言ってるんや。(笑
勝手に解釈して楽しんでる私。おとうたん、おかあたんってアニメみたい。
いるだけで癒やされる、愛娘 モーナ姫。
私は下婢(かひ)で満足です。下僕の反対ってこう呼ぶんだ。勉強になったわ。