見に行ってきましたので備忘録がてら感想をかきます。

 

まぁ私はずっとあぶない刑事ファンなわけで新作が公開されるといそいそと見に行ってしまうのですよ。

前回のが八年前というのもびっくりですが今自分の過去記事見てみたらちゃんと「さらば」の感想書いてた(笑)

最初に好きになったのが中学生の時で一生懸命TVを見てた部屋の風景なんかもぼんやり思い出せます。

あれから38年らしいのですが、タカとユージはずっとずっとかっこいいままでいてくれて本当に嬉しい。

 

「さらば」の感想でも書いていたのですが、何がいいって別に若作りしてないんだよね。年をとったことを素直に認めてるし無理しようとしてない。でもできることは最大限やる。

そら画面で見たら年取ったと思う。はっきりおじいちゃんだった。でもやっぱりかっこいい。ちゃんと芯の部分というものを崩してない。

見に行く前は「もう引退しているのにどうやって拳銃うつのかな」みたいなこと考えたけど一応それに対しての説明はあった。実際どうなのかわからないけど十分だと思う。ただ反則みたいなやり方だったのでもう次はできないよね。というかさすがに次の映画はないだろうなぁと思うよ。今回の映画が最高のアンコール。

 

そういえば「二人は愛し合ってるのか?」という問いかけをはじめて公式ではっきり本人たちに聞いたと思う。この言葉を出すあたりがちょっと今時というか前のマルの舞台でもあったLGBTとかがちゃんと世間に認知されているからだよね・・と感じました。聞いたのが20代半ばの女性であることも含めてね。

それに対してのユージの「愛してるかわからないけどタカのためならいつでも死ねる」という言葉がこの最高のバディの愛とか恋とかにカテゴライズされない関係を表していると感じました。

 

名前だけでもどこまでも出てくる「銀星会」にちょっと笑ったり。仲村トオルがちゃんとあの頃のトールが年取った感じで他のドラマと当たり前に違うのも、いろんなお約束も楽しかった。

 

見ている間なんか昔にもどったような気分になってとても幸せでした。楽しかった。