ヤスの舞台「あのよこのよ」の感想です

ネタバレあります。

 

まず東大阪の会場なのですが、ここ私今何のかんの年イチくらいでヤスの舞台のためにきているけど一度も一階席になったことない(泣)

毎回三階なんですよ! 前とかは一般先行でとったのでそういうもんかとも思ったけれど今回はFC先行でとったチケットだったのに!! そういえば前の京都の舞台も上の席だったので私ヤスの舞台ながいこと一階で見てないわ~たまには一階席で見たいというただの愚痴でした。

 

舞台は休憩なしで一時間50分くらい。だからかすごいサクサク話が進んでとても見やすかったです。

私相変わらず前情報をあまりいれてなかったのですがこの劇作家さんが「ヤスが舞台でメガネをかけてもいい役」にしたみたいなことを言ってたのをたまたま見かけて、やはり薬とか飲んでるにせよそういうことに気をつかってもらえるのは嬉しい・・と記憶にのこっていたのですが、まずメガネをかけることが大変自然というか違和感がない流れになっているのに感心した。あとちゃんとそのメガネが重要な小道具になっていることも。

明治(というよりまだ江戸のままな混沌とした)時代であのビジュアルが見た目だけでない意味があるのがすごいなと思いました。

あと「あのよこのよ」というタイトルもちゃんと伏線になっていたんですね。

これひらがななのは「あの世この世」という意味はもちろん、私は見ながら「よ」は「余」なのかなぁと感じてました。現実からはみ出た部分。あまり・・みたいなね。あと今これ書きながら思ったけど「夜」という意味もあるのかも。あの山道のシーンとか廃寺のシーンとかもちろんちゃんと照明ついた舞台なんだけど夜の闇の暗さみたいなのをすごい感じたので。

あっさりたくさんの人が死んでいくしそのことにみんな慣れている感じとか無礼討ちが許されていたのがついこの間だったりする空気とか人の闇みたいなのも感じます。

 

ヒロインはもちろんミツさんなんだろうけど、私にはフサさんのように思った。物語をあるべき方向へ導いていく人ということですごい存在感あったな。というか池谷のぶえさんすごいな。

ヤスは殺陣もすごい美しくて・・というか最後あたりは本当に歌舞伎みたいな魅せる殺陣でかっこよかった! 

 

GWの期間に二本も舞台を見られて楽しかったな。

で、エイトの夏のライブはいつ発表になるんですかね?

とりあえず「無責任でええじゃないかLOVE」を聞きながら待ちます。