その2です すばる演じる茂雄とポチ男について です
といってもそれほど語ることはないんだけど(たぶん)
すばるがすごいと思ったのはとてもナチュラルに茂雄とポチ男を演じ分けていたこと
演じ分けていた という意識もないのかもしれない そこに「茂雄」と「ポチ男」がいたの
目つきから声の調子から 歩き方から 二人はまったく別人で それを演じてる風もなく自然に表現できているすばるはすごいなぁとものすごく陳腐な褒め言葉だと思うけどね
きっと同じ人多いと思うんだけど 私が一番ときめいたのが記憶を戻してから公園でカスミの名前を呼ぶところ ときめいた というかものすごくドキっとしたの
で 二回目見る時 「どうして私はあの時 ものすごくドキドキしたんだろう?」と思いながら見ていたのですが
あの「カスミィ」という呼び掛け ものすごく「男」なんですよ そう 茂雄は男なんですね(当たり前) やさぐれてて たぶん避妊もきっちりしない すぐに別れるような女と子供を作っちゃうような ちょっとだらしない「男」
対して ポチ男はマキコが言ってるように「しゃべれる子供」 だからカスミと一緒にしても 全然「男」を感じさせない
ごはんをもらうために掃除もがんばるし 歌えといわれれば歌っちゃう ものすごく素直なんです マキコに頭なでなでされるのがとても似合う
カスミがパンチしてもなんか子供のじゃれあいみたいな 兄弟げんかみたいなね (だから名前を呼ぶシーンでカスミがパンチというより殴るのも 二人の関係が全然変わったことをとても象徴しているのだと感じた)
そうそう 「歌え」といわれて歌うカラオケのシーン もっと聞かせろ! と思ったのは私だけじゃあるまい すばるの歌うスピッツなんて ちゃんとフルで聞きたかったわ んでラストの「赤いスイトピー」 あれをリクエストした赤犬のギターさん 古田新太さんに似てるなぁと思った
あと「Covers」に出た時 リリーさんがデーさんが歌う「赤いスイトピー」を流したんだけど リリーさん映画を見た後だったのかな? もし見てなかったらすごい偶然ですよね
「ココロオドレバ」を作るスタジオシーン やっぱり音楽映画にはこういうの欠かせないよね(あと スタジオ練習している曲を覚えて掃除しながら鼻歌歌うのも好き)
あの「ココロオドレバ」はポチ男の「ココロオドレバ」だった かといってラストの「ココロオドレバ」が茂雄のかっていうと あれはどっちかというとすばるだったような気もする
この映画を見終わって この後茂雄はどう生きてくのかなぁってちょっと考えた
あのうやむやシーンで あの悪い連中と手が切れたとは思えないし どこかで働きながらたまに歌える平凡な幸せがあればいいなぁってそう思います
ともかく 単純に面白いといっていいのかどうかともかく この映画がすばるの歌のためのものであることもよくわかったし それを具現化してできたのがこの作品であることが ファンとしてはただ嬉しい
最近忙しいから無理だけど 落ち着いたらもう一回くらいスクリーンに見に行ってこようかな 大きな画面で 大きな音で すばるの歌を聞くのが似合う映画だと思います