太陽光発電 施工 失敗 | 太陽光発電 京阪神・近畿一円の 屋根・壁・雨漏り リフォーム一式 信和商会

太陽光発電 施工 失敗

昨日の「モーニングバード」で「太陽光の落とし穴」放映されていましたが、ご覧になりました?


発電量の少ない北向きにもパネルを設置されたお宅や、鳩が屋根とパネルとの間に巣を作ってしまったお宅。


中でも、間違った施工をされて、屋根に穴が開けられたお宅はお気の毒です。


通常垂木という屋台骨になる木が屋根には一定のピッチで施工されています。


この垂木にパネルを取り付けると通常雨漏りはしないようになっているのですが、このお宅は垂木にパネルを設置できなくて、(垂木の位置がわからず適当に施工されたのでしょう)屋根の野地板にパネルを取り付けてしまっていたようです。


明らかに業者のミスです。


ちゃんと施工IDを持ってる施工業者が取り付けているのになぜそういうことが起きるのでしょうか?



施工IDは太陽光パネルを設置する研修を受ければ、誰だって取れる資格です。(国家資格ではありません)


極端にいえば、ご家庭で取り付けようと思えば施工IDをご家族の誰かが受講して取得すればパネルの設置ができるのです。


ただ問題なのは、設置はできるけれど、屋根の工事経験者がいないと、雨漏りをさせてしまうミスを起こすことがあるのです。


垂木の位置をきちんと探せる職人は屋根の施工経験がないと簡単にはできません。


今ブームに乗って、太陽光を取り扱う業者が乱立していますが、10年、20年と屋根の上に設置しなければならないのに、土台の屋根をキチンと診断できる業者さんはどれだけいてるのでしょうか?


前述のお宅は、パネルをはずして、屋根を葺きなおさないと、パネルよりも早く雨漏りで屋根がダメになってしまうでしょう。


しかも、10年保証というのはパネルの保証ですからね。