実家への帰省がためらわれるなら

 

お盆などに実家に帰省する場合、どこに泊まりますか。
実家でゆっくりするのが当たり前という方もある一方で、実家には泊まりにくいという声もよく聞きます。
世代交代がなされ、両親のお墓参りに行きたいけれど、兄嫁夫婦に遠慮してしまう、実家に受験生がいて泊まるのを遠慮してほしいと言われたというケースもあります。
帰省する家族が多く、泊まる部屋がないケースや一緒に行く奥様やご主人が他人の実家では窮屈、気を遣ってしまうといった理由で、近くにホテルを取ってほしいと希望するケースも少なくありません。
そこで、ホテル探しが始まるわけですが、すぐに見つかり、無事に予約が取れるでしょうか。

 

予約が取れないケースや料金が高いケースも

 

実家の近くにホテルがないような田舎もありますし、あってもすでに満室というケースは少なくありません。
かつては実家に泊まるのが当たり前だったのが、兄弟夫婦に遠慮した場合や折り合いが悪くてホテルを取るケースをはじめ、お孫さんやお嫁さんが古い家に泊まるのを嫌がるからと、孫の顔を見るために奮発して、ホテルを早くから予約してしまう祖父母などもいるためです。
このように、帰省シーズンは田舎のホテルも需要が高まるので、料金が高くなるケースも増えてきました。
さらに、実家が国内外から観光客が訪れる人気の観光地であると大変です。
とても手が出ないほどの宿泊料金に跳ね上がるケースもあります。
遠方から交通費をかけ、お土産をたくさん買ってやってきたうえ、本当なら無料で泊まれる実家ではなく、高額なホテルにお金を払うとなると、さすがに躊躇してしまうのではないでしょうか。

 

民泊を探してみよう

 

そうした時には、実家の近くで泊まれる民泊を探してみてはいかがでしょうか。
実家の近くに民泊なんてないと思い込んではいけません。
近年は高齢化や過疎化が進み、空き家が増え、相続した実家の活用に困り、民泊にしている方も増えています。
実家に暮らす予定はないけれど、生まれ育ち、両親との思い出が詰まった実家を解体する人や売却するのは寂しいと民泊にして残す人が増えているためです。
ただ、実家を所有しているだけでは固定資産税や管理費が出て行くだけですが、民泊にすることで収入が入ってきます。
民泊は古民家やツリーハウスなど、実家とは異なる趣があるケースも多く、ホテルではできない面白い体験もできるので、お子様連れの方にもおすすめです。