今回はダウン・タウン・ブギウギ・バンドの『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』

75年発売のシングルで、両A面シングルの二曲目ですが、多分こっちの方が有名でしょう。 



あんまりフルで聴いた事無かったんですが、いいですね。

歌詞のせいで若干コミックソングっぽく聴こえますが、曲はめちゃくちゃカッコいいです。



それはさておき僕はこの歌の世代じゃないんで、僕的にこの歌といえばボキャブラ天国です。



朝のニュースで元フォークダンス DE 成子坂の桶田さんが亡くなってたってやっててビックリしました。

学生の頃は『ウルトラ7:00』を観てから学校行ってたんで、ネタはあまり知らなかったけどフォークは結構好きでした。

しばらくしたらボキャ天にも出るようなって僕的には嬉しかったんですが、今考えるボキャ天は出ない方がよかったのかもと思います。

フォークはボキャ天に出る前から色々出てけどボキャ天に出る事で〝ボキャブラ芸人の1組〟になっちゃって、その中で目立つタイプでもなかったんで埋もれちゃった様な気がします。

ボキャ天ではこの歌のネタを結構な回数やっててずっと「あんた…」の所でボキャブってたんですが、多分この歌のネタの最後は冒頭の「ちょっと…」の所でボキャブってて、それが意外とウケてなかったのが残念でした。

普通はそのパターンやっちゃうと今までのが全部前フリになって絶対ウケるはずなんですが、審査員もいつものパターンに慣れすぎて気づいたらネタが終わっちゃった感じだったんだと思います。


フォークを解散した後の桶田さんはテレビでは見た事ないけど、村田さんはピンでオンバト出たりして応援はしてたんですが、ボキャブラ芸人としてやってた村田さんが若手に混じってネタやってるのを見てて切なくなっちゃいましたね。

相方の村田さんも10年以上前に亡くなられてて、これでフォークが2人ともいなくなって学生の頃に若手で活躍してた芸人さんがいなくなるのは初めてなんで寂しい気持ちです。

歌舞伎や落語なんかはずっと受け継がれていきますが、今の漫才やコントはコンビが解散したり当事者が亡くなったりしたらそこで終わりなので勿体ないです。