次男(22歳)は自分専用の募金箱を持っている。

というのも、24時間テレビの時に配られる

募金用の黄色の箱を貰ってきて、

一年間貯めて

夏になると会場に持って行き、

そしてまた新しい箱を貰ってくる、

をここ数年繰り返している。

 

 

 

次男のように知的障がいがあって自閉症だと、

財布がパンパンになる。

というのも、買い物をして支払いの時に

「金額がよくわからない、えーい、とりあえず千円札を出してたら良いだろう」

とお札を出すので、毎回毎回お釣りの小銭がじゃらじゃらと増えていくのだ。

レジの支払いでモタモタしたらいけない、という緊張感もあるようで

より焦ってしまうようだ。

 

 

小銭でパンパンだと、お財布は重い。

 

なので次男が中学生や高校生の頃は、

「両替してあげようか??」と

小銭を引き取り、軽くなるように協力していた。

 

 

 

最近はスーパーやコンビニの支払いは

セルフで機械でできるし(数字も表示されているのでわかりやすい)

キャッシュレス対応のところもあるので、

そこまで小銭は増えていないようだが、

それでも次男は時々夜寝る前に募金箱に小銭を入れて「募金」している。

 

 

この募金箱のおかげで、

次男の財布は前より軽くなった。

 

 

あまり私が関わるのも良くないかな〜と

最近は両替するのを控えていたので、

この募金箱というアイデアはいいな、と思った。

 

 

というのも、時々私も小銭が必要になることもあるので、

そういう時に募金箱で両替させてもらっている。

 

そのままにしていると、

募金箱もどんどん重くなっていくので

夏に持って行く時大変だろうから、と、

時々私が両替させてもらって、スリムに。

 

 

その際は、神社の賽銭箱方式(境内でお金を拾わせてもらった時)で、

同じ金額で両替するか、

ちょっと多めに入れるか、

というようにしている。

(すると、私もちょっと募金のお手伝いができるようなので)

 

 

 

次男は、また夏になったら、

募金箱をせっせと会場に運ぶだろう。

 

 

 

 

 

障がいのある人をテレビで紹介をしてくれるので

次男は24時間テレビ、好きなのだそうです😊