「患者さんはどんな食事を食べているか、わからんから、あんた写真を送ってくれ」と入院前に次男に言われた。
彼は病院で清掃の仕事をしている。
お茶を配るのも仕事らしく、食事の時に病室に行くが、食事の蓋の中身がどんな感じなのか、気になっているみたいだった。
その気持ちわかる!と思う。
気になるよね!と。
良い匂いもするし!
給食みたいだし!
子どもが小さい頃、私の父や母が入院して、お見舞いに行き、食事の時も病室にいたので、病院の食事の雰囲気はわかっていたが、子どもは小さかったから覚えていないよね〜。
今だったらコロナでお見舞いは絶対にありえないだろうな〜と思ったり。
母は「これ食べたくないから、あんた食べり〜」と言って食べないものもあったなあ…😅
父は特に偏食がひどく、野菜が大っ嫌いだったので、ほぼ手につけないこともあったりしたなあ……(もったいない)
という思い出もあり。
私は主婦なので
メニューを考えなくていい!3食出てくるしあわせ❤️食器も洗わなくていい✨
と、入院中の食事はとっても楽しみだった。
それに、次男からの写真のミッションがあるなら、なおさら!
と、やる気満々だった。
入院した日の昼食、夕食は、まだ手術前なので、普通に元気に食べることができる。
(だが、緊張のためか、写真撮るの忘れた💦)
お昼の手術だったので、朝食昼食は無かった。
(カーテン越しに同じ部屋の人が食事を摂ってるのがわかる)
手術後の、夜の食事はもちろん食べることができない。
(というか、痛みで動けない)
次の日の朝から、食事可だった。
普通に出てきたのでビックリした。
まず、自分で体を起こすことができない。
ずっと寝ている姿勢だったし、上半身を手術したため体が重い。
なので、ベットのリモコンで体を起こしてもらい、座る姿勢になったけれど、
痛みというよりも、体を起しておく姿勢だけでもつらいので、食事するという気分にもなれない。
利き腕側を手術したから動かせないので、反対側でハシを持たないといけないが、上手に持てない。
スプーンに持ち替えたり、という動作すらつらい。
一つ一つの動きで、はあああ…というため息が出る。
もちろん写真を撮ることなんてできない😅
食べる量も少なかったが、ちょっとトライできたからいいや、と思う。
(食器は人にひいてもらった)
本当はあまり記憶がないのだが……
手術後翌日の夕食から気力が復活したみたいで、写真がある。
ハンバーグだったみたい。
「子どもに見せねば!」という気持ちは大事だなあ〜。
人のためにすることがある、というのは本当にしあわせなことだ。
それで頑張ろうという気持ちにもなれるものだ。
それから、毎食食事の写真を撮った。
ちょっと上から撮る方がいい、とわかるが、体が動かないので最初のうちは出来る範囲で撮っていたが、
だいぶ体も復活してきて、食器の場所や角度など、気にして撮るように。
それを毎回夫にラインし、子どもが仕事から帰って来たら見せてもらっていた。
(当時次男はまだガラケーだったから)
その写真、メニューの紙も写っているから、私の名前も書いてあるので全てはアップできないのだが、
一つだけ印象に残った食事があったので、そちらを公開。
これは退院する日の朝食。
サラダの、葉っぱ感に衝撃を受けた。
別の日のサラダは、コーンが乗っていたりしてサラダ🥗と言う感じだったが、
この日は飾りっ気なしの、そのままの葉っぱという感じ。
でも、こうやって食べて良いんだ!と思った。
おしゃれしなくてイイって。
他は豆腐と、お味噌汁と、ご飯だったので
すごく記憶に残っていて。
時々食べたくなるサラダになった。
最近夫の実家に行った時に、
水菜をたくさんもらったので、
毎日このサラダ方式で食べている。
朝食に食べるのがイイ!
入院中から
「退院したら、自分でご飯を用意するんだよなあ…
どんな食材がいいかな?味付けは?」と
毎回出てくる食事を色々とリサーチしていて、
同じような食事をすればいいんだから、と思っていたが、
写真を撮っておくのは私のためにもなっていて良かった。
