昨日テレビをみていて
レンタルなんもしない人のことがあっていた。
何度かマスコミに取り上げられているので
見たことがあるが、なぞの男性だ。
若いのか、年なのか?
わからなかったが、
昨日のテレビで妻子のある男性とわかった。
(おこさんは1才になるかならないかの赤ちゃん)
この番組も、再放送ということもあり
もう結構知られたことなのかもしれないが
へえ~と思い、ちょっとだけ信頼できた。
(若い男の子の、無謀?なチャレンジではない)
色々な人に、色々なことで呼ばれているが
そのほとんどが「期待していない」ということ。
なんにもしない、と前もって言っているだけあって
「ただ、いてくれる人」を求めて
人が依頼してくる。
ただ、黙って聞いてくれる
気を遣わずに話せる。率直に話せる。
そんな相手として、レンタルするそうで。
さすが、人の多い、大都かいだからできることだな~と
思った。
やっぱり、いなかに住んでいると
人の数が全然違うので
いろんな考えを持つ人が、あまりいない。
だから、なかなか新しいことをしても人が集まらず
そのまま消えてしまうこともあるが・・
その点やっぱり、都会は違うなあ~と思った。
というか。
今までの社会でも、期待されていない人が
周囲にいる環境だった。
田舎でも、都会でも。
期待されない・・・・以前勉強会に出た時
「不登校の子は、寅さんが好きなんだよね」と監督が言っていた
というのを聞いたことがある。
寅さんは、男はつらいよ、の寅さん。
期待されない人がいる、というのは
意外と周りを癒しているのだ。
というのも、
「そのままでいいよ」と
周りが思っているから。
そのまま存在しているだけで、OKと。。
みんながOKを出している
ということは、自分自身もいてOKと言っているのと
同じことなのだ。
「あの人、なんか頼りないよね」
「なんかいっつもトラブってるよね」
「仕事もしないで、ごろごろして」
今、70代の人などが言われるのが
その人たちが新入社員くらいで働いていた時代は
休み時間にバレーボールしたりとか
休みの日にみんなで出かけたりとか
部活?みたいなことをしていた、
とってもゆとりがあって、のんびりしてた、と。
そういう中には、仕事もあまり上手にできない人もいたかもしれない。
でも終身雇用という制度で守られていた。
農村部でも、なんか、あの人、とっつきにくいよね
という人がいても、ただ作業していれば
居場所があった。
だんだん社会が変わり
成果を求められたり
コスト削減のために人が削られ
ゆとりがなくなった。
ブレーキでいうところの、あそびの部分がなくなり
窮屈な感じになった。
経済とかの兼ね合いもあるだろうから
いちがいにいえないだろうが、
でも、どこか、目に見えないなにかを
大事にせず、捨ててきてしまったんじゃないかな・・・
そんな今、レンタルなんにもしない人が
色々な人を癒している。
本人も、依頼を受ける度に
「自分は存在してOKなんだと思える」と言われているのをみて
みんな、どこかに、「そのままでいいよ」と言ってくれる人を
やっぱり、生身の人を求めているんだろうなあ~と思った。
私も、そういう気持ちが強くて
わたしのことを、そのままの私を受け入れてくれる人を求めていた。
でもよく考えたら、それって、「親」が小さいころに、たくさんそう思わせてくれていたら
きっと大人になっても求め続ける、ということは無いんじゃないかな。
それが一番エコな気がする。
ただ、親がすぐに亡くなったりなどの事情もあるだろうから
そう言う人はできる「大人」がしっかり子どもを受け入れる。
大丈夫だよ~好きだよ~と。
それが、大人から子どもへ、プレゼントできることなんじゃないかな、と。
レンタルなんにもしない人がいるだけで、
前を向ける、
と言った人もいた。
みんな、やっぱり、
よりよく生きたいんだ。
そう言えば、別の番組で
ちょうどちらっとみた「男はつらいよ」の映画。
どの時代だったかわからないが
結構古いかんじだった(寅さんが若かった)
若い男の子が、寅さんに質問していた。
「ねえ、寅さん、人間は何で生まれてくるの?」
「そうだなあ。『生まれてきて良かった!』そう人生の中で
何度か思うことがあるんだと思うが、
そういうふうに思うために、生まれてきたんじゃないかな
お前にもいつかそう思う日が来ると思うよ」
(すっごくうろ覚えなので、正確なセリフではないけれど・・・)
あの男性、今はレンタルなんもしない人だけれど、
きっと今後はもっと人を救う人になるだろう
と、テレビを見ていて思った。