今日は久しぶりの方とお会いする。
同じような境遇、つまり
子どもに障害がある方なんだけど、
子どもさんがまだ小さくて、
障害がわかったのもまだ一年前ということで、
受け入れないと、とおもいつつ
まだしっかり気持ちが整理されていない、という段階にいる方。
私も経験したから、良く分かる。
会いたいって、彼女の声なき声が聞こえた。
こんな私でも会ってお話をするだけで
笑顔になってもらえるんだったら、
そう思って
「ランチしませんか??」
そうメールした。
彼女はバリバリ働いているから
昼休みの時間に一時間くらい、
そう思って。
だから、彼女の会社の近くで待ち合わせ。
時間も彼女に合わせて。
私は仕事をしているといっても、
放課後の時間4時間くらいなので、
パートといえばパート。
一応職員なんだけどね。
だから半分主婦、半分仕事人、そんな感じでフリー。
約束の時間。
彼女のおススメのお店へ連れて行ってもらった。
お店はすでに満員。
彼女が予約をしてくれていたので席はあったけど、
カウンターにお願しますって言われた。
でも、私は向かい合うより、
隣り合って座って話したり食べたりする方が好きなので
ちょうど良かった♪
彼女の子どもさんが今年小学校に入学して、
その卒園前後のお話をきいた。
先生方にとっても配慮してもらって、
自分の自信を感じることのできる経験をたくさんできたみたい。
それが嬉しい、と話す彼女をみて
私も笑顔になれる。
よかったね~って。
彼女は長男君も障害があるって言われて
今年から、支援学級のほうにうつったらしくって、
大変だろうな。
長男君はソフトボールをしていて
でもなかなか打てないなどで
自信をなくすことが多くて
コーチにも叱られたりと、
ちょっと悩んでいるらしい。
「でも、お子さんが好きなら、
親としてはそれを応援したいよね」
そう言って、以前メールしたことがあった。
そう、声なき声を聞いて
それに対処する、支援する、
これがプロと最近きいたばかり。
だから、子どもの声なき声を聞く、で大丈夫ですよ。
そんな話をした。
今日お会いするって分かっていて、
やる気がでないというのとはまた違った、
なんだか、力が抜けた状態というか、
頭が真っ白、空っぽな感じ?
そんな気持ちで彼女と会って話した。
今までだったら、何を話そう、
どんな間違いを正してあげよう、
そんな気持ちだった。
だからヘンに力が入っていたし、
いつ私の考えを話そう、
そんな感じで相手の話を全く聞いていない私だった。
でも、今日は違った。
頭は真っ白だったけど、
心は満たされていて、
相手がこんな話だったら、
ポンとじゃあこの経験を話そう、とか
本でこんな言葉があった、
心が感じたことを
何も考えずにポンポン話した。
彼女が子どもたちに
「あなた達が病気になったら、
休みがとれないんだから
病気になっちゃだめ。
しっかり体調管理しないと!!!」
って厳しく言ってるっていうので、
「え~それは言っちゃダメでしょ~
働くお母さんの本音はそうだけど、
でも、結局病気したら会社は休むんでしょ?
結果の行動が一緒なら、要らんこと言わんほうがいいよ~
それて、子どもにとっては言わなくていいことだから。
あのね、ちょっと次元が違うかもしれないけど、
私を出産するって時に、
母は父から、出産費用はお前が出せって言われたの。
そんなことを母から聞かされて育ってね。
だから、私って、生まれてきてよかったのかな?
そう思うことがあったよ。
ずっと自分が好きじゃなかった。
だって、生まれてきてほしくないみたいじゃんね。
だから、私は絵本の『あやちゃんのうまれたひ』が好きだし、
生まれてきたらいけなかったのかな?って思ってしまっている人にそんなことないよ!!!って強く言えるし、
障害のある次男が生まれてきたときも喜んでいたっていうノートを見つけたし。
そして、なにより、若かった両親の写真をみて、
あ~未熟だったんだな~って。私だって完璧じゃないし、子どもに対してやらかしちゃってることってたくさんあるとおもうし、ちょっとずつ親にさせてもらってるんだな~って思えるようになったし。
なにが良いかって、わかんないね」
こんな風に強く言えるのも、
同じような境遇の人だから。
当事者同士じゃないと伝わらない空気間というか、距離間って
やっぱりあるんだよね。
今、どん底に落ちていて、
ようやく先月から上がって来つつあるという彼女。
「実は、私の悩みって、人とランチに行けないっていうことなんです。
誘い方がわからない。
一人でいるほうが好きだから。
でも、先週もある人と急にランチをするようになって、
そして、今週はあなたに誘ってもらって。
一年に一回ランチするかしないかって人が、
一か月の間に2回もランチするなんて。
自分でもびっくりしてるんです。
だから、ようやく上がってこれたのかなって。
あるコーチに、どん底にいるときは、
あがろうとあがいちゃだめって言われていて。
じっとしていました」
「なんであがいちゃダメって言われたんだと思います?」
「え?あがくと、おぼれちゃって大変だから???」
「うーん、それもあるけど、他にもありますよ。理由が」
「なんだろ??わかんない。こたえ教えて」
「答え言っちゃうと、コーチングにならないけど(*^_^*)
でも言いますね。
それは、しっかり味わうためですよ。
このどん底と言われる時期をしっかり覚えていてくださいね。
そんな経緯で落ち込んでいって、どんな経過をたどったか。
その時に感じた矛盾。人の言葉、それをどう感じたか。
参考になったのか、それとも、わけわかんないって思ったか。
そのあなたの感じたことで、将来勇気つけられる人が必ず出てきますから。
これからも、障害のある子は生まれてきます。
その保護者もでてきます。
その将来の人を支援するために。
経験した人の言葉って、力が違うんです。
あなたは、とっても理論的に話すことができる、素晴らしい人で、私もあなたのように話せたらな~って思っているし、実際仕事で、人前でセミナーをしてますよね。だから、あなたのその言葉に勇気付けられる人が待っています。
その人たちのために、今はひたすらデータをとっていてくださいね。きっと役に立ちますから」
「そうなんです、私、同じような人を助けたいって思ってはいるんです」」
「きっとできますよ」
私も三人兄弟の長女で、
彼女も同じく三人兄弟の長女とのこと。
この姉目線って、
独特なんだよな~
小さなお母さんって言われること多いけど、
ほんと、良くみてるんだよね。
周りを。
それで、行動できなくなってしまうってこともあるから、、
それを乗り越えられたら、
きっと楽しい未来が待っているんだと思う。
そのために必要な、始まりの時期。
いわゆる初心。
何か将来悩みがでても、
立ちかえることのできる場所。
私たちは、広く人に受け入れられなくてよくって、
同じような境遇、それもかなりピンポイントな感じ、
ちょっとの人に喜んでもらえれば、
もうそれだけで良いんだよね。
彼女にとってランチというとっても意味のある時間を
一緒に過ごせてよかった。
勉強させてもらったし、
今度人前で話すときの考えを整理することもできた。
ありがたいご縁をありがとう。
また、ランチ行こうね~
そうメールをした。