次男の障害を告知された瞬間、

「この育てにくさは、私のせいではなかった。

彼の持って生まれた何かが原因だった。」

そう思って、ほっとした気持ちもあった。

それから

「この子に良いと言われることを、一つでも多くしてあげたい」

そう思い、色々な情報を集めたl。

 

その中の一つにある本に出会った。

子どもに対してどういう心で接したらいいか。

先生に対してどう言葉をかけたらいいか。

小学校に入る時、どんな進路選択をしたらいいか。

 

そして、親が人生を楽しめないで、どうして子どもの人生を楽しいものにできるか。

そして支えることができるか。

まずは親が人生を楽しみなさい、と、。

親が人生を犠牲にすることは、子どもに対して失礼だ、と。

そんなこと、子どもは望んでいない、と、。

逆に、仮に私が親に「あなたのために我慢しているのよ」と言われたとしたら、

「そんなこと、頼んでないよ!人のせいにしないで~」

と思う。


 

だから、私は人生を楽しむことにした。

最初は、子どもが好きなことをいっしょに楽しんだ。

電車、ゴルフ、卓球などなど。

 

でも、私の好きなものって何?って聞かれて、

答えることができなかった。楽しみ方を知らなかったから。

 

でも、ある日出会った。

ミュージカルに。

お腹の底から「見に行きたい」そんな気になるもの。

それからはその気持ちを大事にした。、

人生を楽しむことを、実践して、子どもに姿を見せた。


 

そんな風に、背中を押してくれた、本の作者さんにお会いするという、奇跡のようなことがおこった。


 

私がブログで感想を書いていたら、それを読んでくれていたみたいだった。

子どものことをブログで書こう、そう決めた時、一番に書きたいと思っていたのだ、。

それくらい、お世話になった本。

その書かれた人に会えるなんて!!


 

こんな素敵な体験、

私だけでとどめるのはもったいない、と思い、

周囲にいる人にたくさん話した。

「今度東京でお会いできるんです」

「よかったね。今度話聞かせてね」

そうやって、実際帰って来てから

色々な人に話ているが、

実は、行く前に、長男にも話した。


 

一番伝えたいのは、長男だった。


 

「今度さ~東京行った時、この人に会えることになったんだ~」

そう言って、本を差し出す。

「え~なんで~すごいやん。どういう関係?」

「お母さんが、この本の感想を書いたら、会いましょうって言ってもらったの」

「何?その展開?」

「そうよね~。よくわからんよね。でも、言いたいのは、願っていたら、叶うってことよ。

あなたも今受験で、ぎゅーって制限された生活をしてるけど、そういう時にしたいって思うことが、自分が本当にしたいことなんだよ。今紙に書いてみてごらん。そうしたら、全て叶うから。おりこうさんの文なんかいらんよ。心のそこから欲しいってもの、書いて!!」


 

長男はたくさん書いた。

ラーメンいっぱい食べたいから、外国行きたいから、電車を運転したい、楽しみながら人に役立つ仕事がしたい・・・などなど15歳のリアルな声がここに出た。

 

今すぐ叶えることができるものは、手伝うよ~


 

そんな話をしていたら、

「実際自分の子どもが障害があるってどうよ」

こう言われた。

こんなにストレートに聞いてくれるなんて、嬉しかった。

心にバリアがない証拠。

 

「そうね~障害って言葉、普通の人が使っているだけで、

私からみたら、他の人とかわらんよ。

○○(次男)は卓球が得意だね~

漢字とか覚える時は遅いってだけだし、

ふつーの人間よね。

あなたは吹奏楽が好きな人間やね~って感じかな」

こんな、答えになったような、なってないようなことを言った。

 

「ふーん」

長男はそう答えた。

 

実はこうやって聞かれたのは2回目だった。

一回目は上手く答えることができなかった。

あたふたしてしまった。

なさけない自分がいた。


 

あれから、5年後、こうやって長男が聞いてきてくれて、嬉しかった。

これで答えを得た、というわけではないと思う、。

今後も、また聞いてくれるだろう。

そのときのために、また答えを用意したい。


 

そう思って、この話を色々な人にする。

 

「そうね~私だったら、こう説明するかな。

障害者って、WHOの定義では支援のいる人、手助けがいる人のことをいうらしい。

だから妊婦さん、小さなこども、高齢者、怪我をしている人、みんな障害者なの。

タバコやめられな~いってパッチとかする人も障害者、

薬物やめられな~いって人も障害者、

夜の8、9時代にどうして消費者金融のCMが多いと思う?それだけお金がないよ~って困ってる大人が多いの。、そう言う人も、助けがいる人だから障害者。

みんな、なにかしらの困難をもっているの。」

そう教えてもらった。


 

たしかに、人間ってなにかしら、人に助けてもらって、人は生きている。

だから、自分は完璧ってこだわらないことかな~

あと、人をこうあるべき~って縛らないこと。


 

この前市の職員さんが勉強会で言われていたけど、

現在の日本だから障害者って言われてしまっているけど、

昔の日本だったら、もしくは途上国だったら

そう言われない人もいる。、

ある一定の価値観の中にいるときに、

そうよばれるか、呼ばれないかというだけ、

そう言われていた。

例えば、私の髪の毛は茶色でとってもくねくねしている。

「髪の毛は真っ黒で、まっすぐでないといけない」という価値観の国にいるとしたら、

障害者だろうな。

ということなのかな。

全然問題ないよね♪


 

お兄ちゃん、ありがとう、いっしょに勉強していこうね。

楽しい人生を送る勉強♪