2024/01/23


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人は一人では淋しすぎて

人は一人では切なすぎて

人は一人では悲し過ぎる

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或る日

歳の離れたカップルが

ランチ後の

珈琲を飲んでいた

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そのマダムは

目尻のシワを柔らかく

浮かべ

若い彼の視線を受けていた

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暫くすると彼は

マダムのカップをソーサーに置き

優しくマダムの手を

つつんだ

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二人は

午後の陽射しを

浴びながら

二人だけの世界を

愉しんでいた

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或る年齢を超え

ふと

隣りにいる人が

或る日

突然消え去ったとして

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if

戀におちたら

素直に

純粋に

一緒に笑い

一緒に泣き

一緒に喜ぶ

if

戀におちたら

明日の

希望を

一緒に見て

一緒に信じ

一緒に歩く

if

戀におちたら

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🔷All of you🔷

或る日の本牧カフェでの

光景

実は年齢差20歳の

ご夫婦

あの頃とうこは20代

理解するには

難しい年齢でした

今…多分

そのマダムの年齢に近くなり

ほんのすこし

心が

わかるように…

なんとなく…ネ

でもデモ戀はスマートにと

あいしてる

いつつの文字に惑わされる

ことなく…ネと

想う

今日この頃

でもデモいつか

おちるかもしれない日のために

うつくしくいたい

女心

日々は愛おしく日々は奇跡

今日ある日に《感謝》一日一笑

とうこ