2020/07/21

湿気は…過去の傷を
疼かせ
記憶の片隅に寄せた
古傷を
否応なしに思い出させる
その傷が
膿む前に
離れたあの日
霧に覆われた
街灯
霧に鳴り響く
汽笛
寝汗の滴りが
最後の
抱擁を
あなたの汗を
忘れていなかった
湿気は…
肌が潤うようで…乾く…
髪が潤うようで…縮れる
心が潤うようで…乱れる
霞む記憶は…儚げで
移ろう季節は…艶やかに
心に刻まれる

もう一度
♡あ♡い♡た♡い♡

恋の叡智♡恋唄3♡

恋は突然に訪れ
始まる
お互いの…瞳に映る
恋心
聴きたくて
あなたの声が…
でも…きかないの
逢いたくて
逢いたくて
:::::
逢えるのに
逢いたくて

恋知り初めし
初々しく…
♡とうこ♡