今回は、お金や財産に付いて書こうと思います。果たしてこのタイトルで良いのか？ですが。今迄お金に付いては、殆ど書いてきていません。何となくお金に関しては口に出すのを避けてきていた気がします。しかし、色んな問題に付いて相談を受けて一番最初にお金の事を考えて問題解決の方法を考えていっているので一番大事な事だと認識しています。また今回も、私の経験した事をベースに書いていますので、誰にでも当てはまるかどうかは分かりませんけれど高い確率で当てはまるのではないかと思っています。少しでも参考になれば幸いです。
私の周り、両親の縁者を見てきて感じた事ですが、学んだと言った方が適切かもしれませんが、財産を独り占めしてしまわれた方達の最期は決して幸せなものではありませんでした。財産と言ってもお金や不動産など形あるものから経験や生き方等無形のものまでありますけれど大体目に見えるものを指す事が殆どのようです。お金でも不動産でも物ですから無くすときは一瞬ですし、時代の移り変わりの中で価値が著しく下がったり上がったりもします。概ね、昔は光り輝いて見えていたものも気が付けばお荷物になってたりしてお宝がガラクタに近いものになって傍で見ていて考えさせられました。まるでお伽噺を見ているような感じさえしました。
実際、広大な山林を相続したものの、昔のいい加減な登記を正すべく毎年衛星を使った測量をしていってどんどんと面積が増えていくと言う信じられない事態を目の当たりにして
一瞬良さげに感じられますが、面積が増えると固定資産税が増えますが価値がそれと共に増えれば良いのでしょうが二束三文のような状態であれば
怖い事です。あくまでも私個人の事ではなかったのですが、窮地に立たされた親戚をサポートしなくてはならず関わる事となりました。山林なのでもし火事を出したら大変な事になるだろうと他人ごとながら怖かったですし、昔はどれだけ広大な山林を所有する事がステイタスだったのか知りませんが時を経てこのような事になり皮肉なものだと。
残念ながら私の周囲では相続して所有する事だけに価値を見出している人が殆どで活用しいる人を私は知りません。時代の移り変わりと共にこのような事になり、姉妹で分ける事なく独り占めした結果がこれですからね。言葉がありません。財産は、ご先祖様やご両親が築いてきたものですから兄弟姉妹で分ける事が大事なんだと学びました。心理学的に見ても財産は愛情の尺度とも取れるとどこかで読んだ気がしますので親の愛情を財産を独り占めする事でゲットしようとしていたのかもしれませんが愛情を置き換える事は土台無理な話だと言う事のようです。このような事をすれば兄弟、姉妹間で仲がギクシャクしますし得る事よりは失う事の方が多いようです。ご先祖様やご両親が財産の事で兄弟姉妹間で口もきかない目も合わさないようになる事を望まれる事は決してないと思いますし、供養とは真逆の事になります。最終的に見てどうやっていくのが一番良いのか考える事も大事な事かもしれませんね。
もっと掘り下げるつもりでしたが、長くなってしまったので今回はここまでにします。どうかこのような事にならないように参考にして頂けたらと願っています。財産も決して目減りしない目に見えないけれども一生もんもありますので仮にお金や不動産がなくても必ず見つける事が出来ると思います。今、あなたがここに生きているだけでもかけがえの無い財産なのかもしれません。まあ、いつかはあちらに還っていくのでその時に胸を張ってられるようにしたいものです。くどいですが、兄弟姉妹間で行違うと殆ど修復は難しいようなのでどうか教訓として頭の隅に置いて頂けたらと願ってます。心天
追伸、財産の中には負の財産も存在しますので仮に預貯金ゼロでも借金が無ければ＼(^o^)／と言う事もありますので。参考まで