今回取り上げるのは、大雑把な括りながら免疫疾患に付いて感じている事があるので書こうと思います。免疫疾患と言いましてもどれくらいの数あるのか見当もつきません。それ位に多岐に亘っている疾患で軽いものから命に関わるものまで幅広いようです。私の周りにも免疫疾患を患った人が何人かいらっしゃいまして、中でも結構近しい親戚が罹った事があって、その時は当初から関わる事になりました。結構重篤で生命の危機があるとの事で、ヒーラーとして頭から煙が出るくらいどうやっていけば良いのか考えて実行した事があります。医療的な治療は、病院や医師に任せてそれ以外に出来る事を探ったわけです。
幸い、その患者さんの成育歴を知っていたのでアプローチする情報として役に立ちました。本人と話してみると、話の中で自分の中身がスカスカで何も無いと言うので驚きました
見た目は、順風満帆に見えていましたが本質は空虚そのものだったようです。親からの押し付けが強かったせいで、自分を確立することなく自分の家庭を持ってしまったのが分かりました。
ここで免疫に付いて、素人ながらメカニズムを考えてみると自分とそれ以外を判断して敵か味方を見分けて外敵から身を護ると言うイメージがあります。その場合、判断材料の自分と言うものがしっかりしてないと自分を守ると言う働きが上手くいかないのではないかと気づきました。心理学などで言われている「自我」にあたるものではないかと。自我に付いては、色々な取り方があるようですが今回の自我は自分の根幹にある大切な部分を指してます。赤ちゃんから成長する過程での善悪やら人として必要なものをコアとして築くイメージが私にはありますが、親の支配が強いと親の価値観を押し付けてしまい子供自ら学び取る事なく成人してしまうケースを見て来ましたのでピンときました。この疾患を治癒に導くには、患者さんが自分を取り戻す事がとても重要なんだと
難しい事ではなくて、嫌な事は嫌だと言えたり好きな事は好きだと言えたり誰に気兼ねなく言えるようなごく普通の事なのです。親は、良かれと思ってやってしまっているようですが魂的に見たらダメージを与える事になるので例え失敗したとしてもその人に必要な学びであると思って接していくのが大切だと思います。但し常に子供の好きにやらせろと言う事では決してありませんので誤解なきよう。
まず生活を整えて治療に専念出来るように配慮して、自分を取り戻す＋心から必要とされている愛情を感じる事等を患者さんと伴侶の方と話しあったり、その時既に言霊の処方箋を書いていたので読んでもらったりして危機を脱する事が出来ました。このような疾患は完治とは言わず、緩解と言う言葉になるようですが治療で使ったステロイドの後遺症も残らず予後がとてもスムーズにいってます。もう何年も前の話しですが。
ところが、昨年末知人から近親者が血液疾患治療の結果免疫不全になり命が危ないと相談を受けまして、この経験を活かす事が出来たのです。これは、もしかしたら必要とされている方がいるのではないかと思い今回取り上げてみました。このお話の方は、既に相当病気が進んでいましたし、会う事も出来ませんから違う方法でのアプローチとなりましたけれど考え方は同じです。直接魂に語り掛けてのアプローチとなり、どこまで届くかかなり
でしたが、やれる事はやろうと思ってトライしました。ご本人のいない所でいると思って語り掛ける事をしました。
前提として人は何時かは肉体を卒業するので努力しても必ず助かるとは保証出来ませんが、どのように卒業していくかは選べるのだと最初に話しました。病気の為に酷く傷めた肉体に戻る事が出来ない事もあるかもしれないけれど、もし戻れたら自分らしく生きていかれたらどうですか？とお伝えしました。相談者さんから聞いたことから恵まれた環境ながらご自身は不遇な状況にあったようなので、希望を持って欲しかったのです。そして生き死には基本自分で選べると思いますが、どうしたいですか？と尋ねました。最初色よい返事は無かったのですが、もし助かったら好きに生きていけるのではないかと伝えると生きる意欲が出てきたように感じました。実はまだ現在進行中なのですが、どうも一進一退を繰り返しながら頑張っていらっしゃるようです。それを聞いてとても嬉しかったですし、人間は自分らしく生きていく事や希望を持つ事が如何に大事なのか分かった気がします。
もし思い当たったり身近に似た状況の方がいらっしゃいましたら、決して遅い事はありませんのでこれまでを振り返って空虚になっている部分を満たせるように働きかけてみて下さい。適切な医療を受けながらやっていけば活路を見出せる可能性が出てくると思います。もし叶わなかったとしても、その時の交流はかけがえの無い貴重なものとなります。決して無駄にはなりませんので。それだけは確かな事だと経験から分かります。先ずは、ご自分を大切にして下さい。
必要とされている方に、このブログが届きますように
心天