庭木でよく見られる木のシュロと浜辺でよく見られるヤシの木、よく似てますよね。

 

シュロの木とヤシの木・・・

 

   

 

左がシュロの木で、右がヤシの木です。

 

シュロ

ヤシ目ヤシ科ヤシ属 Trachycarpus の総称

庭木でよく植樹されているのは、トウジュロ。張りがあり、穂先がピンと伸びています。

ワジュロは、木はお寺の鐘をつく鐘突き棒などに、樹皮は、ロープや縄にして鐘突き棒を支える縄(シュロ縄)や養殖縄などに、葉、花、実は漢方薬(高血圧、止血薬、強壮剤)やお茶(虚弱、疲労倦怠の改善)として食材に。余すところなく、活用できるとても優れものの木です。

花言葉は「勝利」。古くより家紋にも使われてきました。

なぜ、こんなにシュロが庭木として植えられいるのか。

「幸せの木」としてのブームがあったことも一理あるかもしれません。が、葉が茂り、心地よい木陰を作ってくれる、実をつけ、葉を靡かせ、風を感じられる、どこか海のような穏やかさと明るさを持つ雰囲気をもっていることも理由のひとつかもしれません。

樹高は、大きいもので約10m。

 

ヤシ

単子葉植物ヤシ目 ヤシ科に属する植物の総称

熱帯地方に生息。

200~300属、2,000~3,000種が、世界中の熱帯から亜熱帯を中心に分布しています。

日本には7種が自生。観葉植物として栽培されています。

樹高は、大きいもので約30m。

果実や果汁、幹は、主に食用に活用されます。

海風に強いため、海辺に植樹されています。

今や、南国のシンボルとして、世界中で定着しています。

日本にもたくさん海辺に植えられていますが、海と空と風になびくヤシの葉が、心を落ち着かせてくれますよね。

 

シュロとヤシ。

どちらも、実用的で、かつ海を感じさせてくれる、五感を刺激する樹木です^^

 

 


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