息子が3月半ばに帰省してきました。一緒にフットサルをしたら強く上手くなってはいたのですが、いかんせん身体が細い。身長は170cmになりましたが体重は59.5kgほど。
長年試行錯誤をしてきて確信したのは、今の息子に必要なのはフィジカル一択。フィジカルというのは筋力もそうですけど、シンプルに体重が必要だなと感じていました。スピードが同じなら体重がある分だけパワフルになりますからね。
色々と調べた結果、息子のプレースタイル的にそれぞれのカテゴリーで活躍できるフィジカルは、
高校サッカー:62kg
大学サッカー:64kg
プロサッカー:66kg
くらいかなという数字が見えてきました。
62kgであれば、これまで通りの生活をしていれば今年の年末くらいにはいけそうだなと思いましたが、息子が目指しているのは高卒プロなので、そうなると全然足りません。
そこで、帰省期間を延長させてもらって真剣にフィジカル強化に取り組みました。プロになるために最善と思うことをやりなさいというチームの方針なので、こういうことができるのはありがたかったです。
食事は栄養に気をつけて量をめちゃくちゃ食べさせました。睡眠は毎日10時間以上。そこにフットサルや11人制のサッカー(元Jリーガー、海外プロ、関東リーグ、東京都リーグ1部とかがいる草サッカー)に混ぜてもらいつつ、計画的にルーティーンで部位を鍛えるウエイトトレーニング、もちろん毎日やってるストレッチ、体幹、ゆる、コア等のトレーニングは欠かさずに、時々公園で自主練をするということを5週間やった結果、66kgまで体重を増やすことができました。
嬉しい誤算なのは、小5から見てもらってるパーソナルトレーナーにメニューを考えてもらってその通りにしたら体重が増えたのにスピードも上がったことです。
日々より体重が重く、よりパワフルになっていくので、フットサルやサッカーをする度に「また速く強くなった」と息子本人が実感していました。
今回、息子には真剣にプロサッカー選手になりたいという情熱を見せてもらいました。普通の人の想像を絶する量の食事を食べ続け、去年の夏には1回もできなかった懸垂が15回できるようになり、スクワットでは120kg上げていますし、本当にやれる事を全てやっていました。どこまで打ち込むかの基準が上がったのが何よりの成果だと思います。これからが楽しみです。