「投票に行かない人」 「投票に行けない人」は 知らない間に損してる | みす しんたろう〔三栖 慎太郎〕の『みんなの政治』ブログ

「投票に行かない人」 「投票に行けない人」は 知らない間に損してる

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「投票に行かない人」 「投票に行けない人」は 知らない間に損してる


仕事も家事も子育てもで、毎日精一杯。
政治なんて、誰がやってもそんな変わらへんし
考えてる暇なんかないわ。
4年前の僕の頭の中身です。

でも
「投票に行かない人」「投票に行けない人」は
知らない間に損してるって聞いたら、どう思いますか?

政治家は選挙が何よりこわいので
「投票に行く人」に愛想を振りまき、
「投票に行く人」の得になるように頑張ります。
そんな政治家にとって、
「投票に行かない人」なんて眼中にありません。

引っ越してきたばっかりの人、
仕事や通勤でたいへんなサラリーマン、
大忙しの子育て真っ最中ママ、
若者達。。。
そういう人たちは「投票に行かない人」と思われています。

あっ。私のことだ。僕のことだ。と思ったあなた。
ちょっと冷めた目で、周りを見回してください。
なんか損してる気がしません?

身近なところだと
図書館って赤ちゃんつれて行きにくくないですか?
0歳から本とふれあうのって、すごく良いことなんだけど。。。
赤ちゃんは泣くと迷惑かけるから?
個室になってる読み聞かせ室や会議室って
普段は使ってないんだけど。。。

図書館の小川のせせらぎチックな庭。
水が流れてれば、プールに行けない赤ちゃん達が
水遊びできるのに。。。

県下一マンモスな中学校の問題
教育委員会は、マンモス校でも
全く問題ないっていうけど
先生の目は行き届いてるの?
安全迅速に避難できるの?
大人が授業や防災訓練に
参加して、検証しなくていいの?

あと、第三中学校新設には、いくらかかるの?候補地は?
小中一貫校とかのアイデアは?
情報をきっちり共有し、お金の問題もしっかり開示して
本気で議論すべきです。

圧倒的に少ない女性の雇用先
市役所ってなんか殺伐としてて、
余裕がなく見えないですか?
間違いなく人数が足りてません。
フル税金な市役所の人件費だけど、
それが市民の雇用創出とイコールなら
納得できないかな。。。

それと各種団体や市役所幹部に圧倒的に女性が少なすぎます。
人類の半分は女性。少なくともそれに近い、女性の視点が必要です。

ちなみに、子どもが小学校高学年以上になって、
ある程度手が離れてきたお母さんの生活時間帯は、
市議会議員にぴったりです。
お金、知名度、地盤(組織)にたよらない選挙が実現すれば、
どんどん立候補して欲しいです。

女性の雇用創出で問題が顕在化してくるのが子育て支援
ようやくできたファミリー・サポート・センター事業だけど
補助がないと、ちと高い。。。
パートの時給は、間違いなく吹っ飛びます。。。

それと、僕は反対してますが、
約1万3千人の署名が集まって請願されている、
中学生までの子ども医療費無料制度拡充。
これも情報をきっちり共有して、将来へのツケも覚悟して、
同額程度(年間約1億円)の子育て支援もしくは
子ども育成のための支援について智恵を出し合うべきです。

また国レベルで見ると
バラマキだ!と削られた子ども手当や
信じられない社会保障の世代間格差などの
莫大なツケを払わされるのは間違いなく
「投票に行けない子ども達」です。

これらは本当に一例ですが
「投票に行かない人」と思われている
引っ越してきたばっかりの人、
仕事や通勤でたいへんなサラリーマン、
大忙しの子育て真っ最中ママ、
若者達や
「投票に行けない人」の子ども達。
人数にすると約30,000人。
比率にすると全市民の6割近い人たちの
視線で街を見てもらえば、もっともっとありますよね。
間違いなく
「投票に行かない人」「投票に行けない人」は
「欠席裁判」よろしく、損させられてます。

さて、そうはいっても、
私が、僕が、選挙で一票入れたくらいで
政治が変わるわけないじゃん。
そう思ってるあなた。
次の図を見てください。
選挙に行こう図

どうですか。
「投票に行かない人」と思われている人は
実は結構な力になるんです。
いまは物言わぬ多数派(サイレント・マジョリティ)として
無視されてるんですが
あなたが参加すれば、
政治は変えられるんです。

あなたが参加して、
あなたの視点に近い政治家を
増やせば、
社会は必ず変わりはじめます。
自分たちの明日のために、
子ども達の未来のために
しっかり自分で考えて、そして投票に行ってください。


僕が最も尊敬する、元上司(ボス)、
恐らく、今、日本で最も注目されている社会起業家
NPO フローレンスの駒崎 弘樹代表も言ってます。

「さぁ、能書きはこれくらいにして、皆の街のリーダーを選んでみよう。
その瞬間に、君は「無関心な若者」から「社会の担い手」に変わるんだ。
悪くないだろ?」

若者のための「ネットでできる候補者選び」(地方議員選挙の巻)