こんにちは。
酒類販売業免許専門「お酒の行政書士」石井慎太郎です。
久しぶりの更新ですが、
新年度の雨の日になると思い出す言葉があります。
それはビール会社と人材派遣会社で営業をしていた
20代の頃上司に言われた
「雨の日こそ外回り(飛び込み営業)に出ろ!」
という言葉。
人は雨が降ったり天候が悪いと
どうしてもフットワークが重くなります。
だからこそ競合他社が訪問しなさそうな時に訪問して、
印象に残る様にしよう、差をつけようというのが
当時(10~15年前)の考えでした。
ネット集客が台頭した現在でも
この考え方が根強い業界や会社もあります。
飛び込み営業は相手の都合を考えない
営業方法という意見もありますが、
一方では営業スキルや対人スキルを上げるという視点では
とても有効だと身を持って経験してます。
なぜなら、
・どんな担当者が出てくるかわからない
・相手の都合がわからない
・飛び込む会社や業界が様々
・体力、精神的にキツい
・そもそも歓迎されない(笑)
といったマイナス要素ばかりの中で
いかに不信感を払しょくし、コミュニケーションを図り、
情報を収集し、担当者と接点を作り、
提案し、お取引にもっていくか、
数々のハードルをクリアしてなくてはなりません。
そんな環境下で毎日、何十件、何百件と
飛び込み営業をしていると徐々にコツもわかって
楽しさすら感じてきたのを覚えています(笑)
行政書士として仕事をしている今でも
多くの経営者とお会いしますが、
初対面でいかに関係性やきっかけを作っていく上で
飛び込み営業経験は確実に役立っています。
(今は初対面で営業行為はしませんが)
これからの時期、新入社員で営業配属になった人は
研修を経て、業界や会社によっては4月~5月で
飛び込み営業(もしくはTELアポ)デビューする
時期が近いですよね。
営業を受ける側になると、飛び込み訪問や電話は
正直うっとおしく感じますが(笑)、
「もう少し上手いアプローチやトークはできないの?」
と思う一方、稀に「この営業マンは上手いなあ」と
感心することもあります。
どんな仕事でも自分なりに工夫をしつつ、
真摯に取り組めば有効なスキルになります。
頑張れ!新人営業マン、営業ウーマン。