おはようございます。
酒類販売業免許・会社設立専門行政書士の
石井慎太郎@川崎市です。
皆さんが普段、何げなくコンビニやスーパーで買ったり、
飲食店で注文しているお酒。
これらのお酒はいったいどのような流通経路で
皆さんのお手元に届くのか?
一般的に酒類業界の流通構造は、
1)酒類メーカー
↓
2)特約店(酒類問屋)
↓
3)小売店(酒販店、コンビニ(CVS)、ディスカウントストア(DS))
↓
4)エンドユーザー(飲食店や一般消費者)
という順番で商品が流通しています。
よく街中で見かけるトラックに色々なお酒を積んで、
台車で配送している光景をご覧になったことがあると思いますが、
それは大半は2)か3)の業者さんです。
中には1)酒類メーカーから4)エンドユーザーへ
直送する場合もありますが、
基本的には上記構造になっています。
そして、酒類業界は良くも悪くも古い商慣習や
しきたりが根強く残っている業界であるため、
大手CVSやDSにFC加盟する場合は除いて、
新規のワイン輸入通販や、
飲食店向けに新規で珍しいお酒を小売りする場合、
上記の流通構造を知った上で、
価格設定やアプローチをすることが肝要です。
酒類ビジネスに限らず、自分が携わる(予定の)業界のことは
出来る限り知っておきたいですね。