2023年11月16日(木) 曇り

 

今週に入って急に気温が下がり、秋を飛ばしてもう冬が来たようでしたが、今日の大阪は曇り空で最高気温は17℃と平年並みでした。明日からは大荒れの天気との事。

 

さて先日の日曜日は、航空自衛隊の『岐阜基地航空祭2023』に行ってきました。

 

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防衛省・自衛隊の各機関は、広報活動の一環として様々なイベントを開催していますが、航空自衛隊は、全国各地の基地で毎年『航空祭』を開催し、航空機の展示飛行や航空自衛隊の各装備品展示等を行っています。

 

岐阜県各務原市航空自衛隊岐阜基地の『航空祭』は、2019年の開催以降はコロナ禍で2年連続中止となり、昨年は抽選で来場者を制限して開催されました。そして今年は、11月12日に4年ぶりに基地を一般開放して通常開催の『航空祭』が開催されました。

 

今回は、宮城県松島基地の第4航空団に所属する「第11飛行隊」~アクロバット飛行(展示飛行)を披露する専門のチームブルーインパルスが5年ぶりに登場します。

 

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航空自衛隊岐阜基地までは大阪の自宅から車で2時間半~3時間程度(名神高速~東海北陸自動車道経由)ですが、今回は『日帰りバスツアー』で行きました。『バスツアー』と言っても、バスで大阪から現地まで往復してくれるだけで、食事などは付いていません。『航空祭』自体は無料のイベントです。

 

岐阜基地航空祭2023』は8:30~15:00開催。大阪梅田に5時45分集合、6時出発なので、地下鉄の始発で梅田に向かいました(^^;)

 

途中トイレ休憩もあるので、航空自衛隊岐阜基地には9時20分ごろ到着。『オープニングフライト』はすでに始まっていて、バスの中から戦闘機が飛んでいる姿が見えました。

 

『航空祭』会場は滑走路をはさんで「北会場」と「南会場」に分かれており、会場内は「基地内シャトルバス」での移動となります。1回300円、FREE PASSは500円。

バスツアーに、シャトルバスのFREE PASSが付いていました。

カッコいいチケットなので、記念になります。

 

さすが自衛隊基地、会場内に入るのに手荷物検査がありました。会場にはすでにたくさんの観客が集まっており、シャトルバスに乗るのも行列でした。ちなみに、この日の入場者は約14万人だったそうです。

とりあえず、実機が展示されているメイン会場の「北会場」へ向かいました。

 

 

北会場に向かっている間に、『オープニングフライト・起動飛行⓵』は終了し、『ウイスキー・パパ(EA-300L)』のアクロバット飛行が始まっていました。

ウイスキー・パパ』は航空自衛隊のチームではなく、「世界選手権日本代表チームが母体となり、日本人初で唯一、FAA(米連邦航空局)のエアショーライセンス最高位の無制限クラスを保有するパイロット、内海 昌浩が率いる競技曲技飛行チーム」だそうです。

バスを降りて、「航空機展示エリア」まで歩いている間に見学(途中からになりました)。

 

 

小型のかわいいプロペラ機ですが、やっている事はエグかったです。

 

 

 

 

墜落する~

 

 

ちょっとだけ動画。

 

 

『ウイスキー・パパ』のまさしく曲芸飛行を観ながら、「航空機展示エリア」へ。人でごった返していますので、とりあえず展示機が見える場所を確保。今から実際に飛行する機体が展示してあります。手前に『ブルーインパルス』!、奥の方には『主力戦闘機F-15』も見えます。

 

 

とりあえず、この場所で展示飛行を見学する事にしました。

 

そして次のプログラムは、『第1輸送航空隊(KC-767)』展示飛行。

KC-767』は、空中給油・輸送機。米国ボーイング社製の旅客機B767-200ERを改造した機体なのだそうです。

 

 

確かに、ぱっと見は旅客機ですね。「ボーイング767」。

 

 

 

 

次は『航空救難団(UH-60J/U-125A)』展示飛行。

UH-60J』は救難ヘリコプター、『U-125A』は救難捜索機。

 

UH-60J

 

 

 

U-125A

 

 

2機揃って登場です。

 

 

 

救助のデモンストレーション。

 

 

 

UH-60J』の向こうに『U-125A』が飛んでいます。

 

 

 

そして、午前中のクライマックス・・・

『大編隊・機動飛行②(飛行開発実験団・T-7/T-4/F-2/F-15/C-2)』

 

T-7』は等練習機。航空自衛隊のパイロット養成を目的として開発された、富士重工業製のプロペラ機。

 

 

 

T-4』はプロペラ機による初等訓練を終えたパイロットがつづいて訓練するための中等練習機。『ブルーインパルス』はこの機体。

 

 

F-2』は、アメリカのF-16をベースに日米共同で改造開発された支援戦闘機。

 

 

あいにくの曇り空で、背景が真っ白。プラモデルではありませんよ(笑)

 

 

 

 

本当は青空の背景が良かったのですが、僕が見学していた場所からは逆光になるので、撮影するには良かったかも。

 

 

F-15』は、航空自衛隊の主力戦闘機、別名「イーグル」。

 

 

やっぱり、カッコイイ!轟音もすごい!

 

 

 

C-2』は川崎重工業開発の国産輸送機。

 

 

 

岐阜基地には、航空自衛隊が使用する戦闘機や装備品のテストを行う「飛行開発実験団」が所在しており、機体の限界を知り尽くしたテストパイロットが操縦します。このため、他の基地で行う航空祭よりも「挙動が派手」なのだそうです。

 

 

 

 

 

 

練習機(プロペラ機、ジェット機)、戦闘機、輸送機と、大きさも性能も全く違う機体が編隊を組んで飛行します。基地に配備されているほぼ全機種が編隊を組んで飛行する「異機種大編隊」は、ここだけでしか見られないとの事。各機体の最高速度と最低速度で、速度を合わせているみたい。

 

 

ちょっとだけ動画。

 

 

いやぁ・・大迫力でした。大編隊がピタッと同じ間隔で飛行している姿は圧巻でした。

 

 

 

 

 

 

 

午前中のプログラムは終了し、午後からはいよいよ『ブルーインパルス』です。午後のプログラム開始まで1時間半ほどあるので、お昼ご飯タイム。売店があったり、お祭りの様な屋台も出ているのですが、僕の周囲の人たちはほとんど動こうとしません。北会場では椅子やレジャーシートを使用する事は禁止されているので、場所を確保することが出来ません(違反している人はいましたが)。なので、大阪からのバス移動中サービスエリアで買ったおにぎりを食べながら、『ブルーインパルス』の登場を待ちました。

 

 

 

 

パイロット登場! Gメン75みたい(笑)

 

 

コックピットには、梯子で上がるんですね。

 

 

 

 

 

駐機場所から滑走路へ向かいます。

 

 

パイロットがこちらに手を振ってくれます(^▽^)/

 

 

いよいよ離陸です。

 

 

 

 

 

4機がダイアモンド型に隊形を作って飛行しています。ギアを出したままです。

 

 

 

 

 

 

 

 

機体同士が近い!よくぶつからないなぁ。どうやって練習するの?

 

 

背面飛行

 

 

 

 

大迫力でこちらに向かってきます。

 

 

 

 

垂直に上昇

 

 

 

高速、近距離で交差、これも良くぶつからないなぁ!

 

 

4機が編隊を組んで背面飛行。背面飛行では操縦桿の操作が逆になるため、高度な操縦テクニックを必要とするそうです。

 

 

6機で編隊を組んでいますが、よく見たら通常飛行と背面飛行が半分ずつだ。

 

 

 

ライト点滅させながら、6機の編隊が大迫力でこちらに向かってきます。

 

 

 

青空をバックに写真を撮りたかったですが、こんな写真もちょっといいかな。

 

 

 

 

 

 

飛行時間は40分程度、あっという間でしたが大満足でした。

 

 

 

着陸してまた駐機場に戻ってきます。やっぱりパイロットがこちらに手を振ってくれます(^▽^)/

 

 

 

 

 

ほんのちょっとだけ動画。

 

 

本物の戦闘機を見るのも、アクロバット飛行を観るのも初めての体験でした。大迫力で興奮しました!ブルーインパルスがまた来るかどうかわかりませんが、また来年も観に行きたいと思います。

 

おわり。

 

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