2023年7月5日(火) 曇りのち雨

 

今日の大阪は一日中小雨が降って、蒸し暑い一日でした。

 

水曜日は仕事が休みですが、今日は雨で一日家でぶらぶら。

さて先週の水曜日、6月28日には徳島県に日帰りバス旅行に行きました。訪問地は2カ所、『祖谷のかずら橋』と『大歩危・小歩危』です。

徳島県の山奥、四国の真ん中あたりでかなりの秘境でした。今回はバス旅行で、大阪からは明石海峡大橋で徳島県に渡り、徳島自動車道を通って約4時間。もし大阪から電車で行くには、新幹線で「岡山駅」に行き、高知行の特急に乗り換えて「大歩危駅」着、約3時間半となります(かずら橋にはそこからバスで約20分)。

 

最初の訪問地は『祖谷のかずら橋』。

大きな駐車場とそのすぐそばの施設「かずら橋夢舞台」。館内を通り抜けて、「かずら橋」の渡り口方面へ行きます。

 

 

徳島県三好市西祖谷山村にある「祖谷のかずら橋」は、日本三奇橋のひとつとして知られています。

四国山地に抱かれた祖谷地域は、屋島の合戦に敗れ逃れた平国盛と安徳帝の一行が、平家再興を願い土着したと伝わる隠田集落だそうです。

この祖谷地域を流れる祖谷川に、国の「重要有形民俗文化財」に指定されている『祖谷のかずら橋』が架かっています。

 

かずら橋の渡り口へ続く橋「祖谷渓大橋」を渡っていきます。

 

 

「祖谷渓大橋」を「かずら橋渡り口」方向へ進んで行くと右側に「かずら橋」が見えます。

 

 

「かずら橋」は一方通行で、入り口に料金所があります(550円)。

 

 

「かずら橋」入り口側。

 

 

『祖谷のかずら橋』は、重さ約5トンにもなるシラクチカズラで作られおり、長さ45m・幅2m・水面上14m。3年毎に架け替えが行なわれるとの事です。

 

 

橋の床は、丸太や割木を編んだだけでかなりのスカスカ・・・恐っ。一歩間違えれば、足がすっぽりハマってしまいます。かなり揺れるし、手すりを持たないと歩けません。サンダルやハイヒールでは絶対無理。

 

 

 

橋の上からの景色です。写真を撮るのも必死です(笑)。

 

 

なんとか渡り切って、反対側からの景色。

 

 

一方通行なので、こちらからは渡れません。

 

 

「かずら橋」から徒歩1分ほどのところに「琵琶の滝」があります。

 

 

祖谷に流れ着いてきたと言われている平家の落人達が、昔の古都の生活をしのびながら滝の下で琵琶を奏でながらつれづれを慰め合ったのだと言われているそうです。

 

 

 

次の訪問地は『大歩危・小歩危』。

 

「大股で歩いても、小股で歩いても危険」といわれていたことからその地名がついた『大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)」は、四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる渓谷で、大理石の彫刻がそそりたっているかのような美しい景観です。
 

レストラン「大歩危峡まんなか」から「大歩危峡観光遊覧船」が運行されており、川の上から雄大な自然を楽しむことができます。

 

 

小雨が降っていましたが、遊覧船には屋根があるので濡れずに水上観光を楽しめました。

 

 

船頭さんのガイドを聞きながらの絶景。

 

 

河鵜がお出迎え。

 

 

 

 

ライオンの様に見える?獅子岩。

 

 

 

 

 

 

徳島県の秘境『祖谷のかずら橋』と『大歩危・小歩危』、なかなか気軽に行ける場所ではありませんがこの2カ所に絞っての観光、日帰りバスツアーならではの旅行でした。

 

おまけ

 

バス移動中トイレ休憩で立ち寄ったパーキングエリアに、ツバメの巣が・・。

 

 

 

おわり。