超動力時空転移

超動力時空転移

奇想漫画家・駕籠真太郎

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『ほんとにあった! 呪いのビデオ』1
1999年
シリーズ一作目。後々のシリーズの基本となるパターンは本作でほとんど出揃っているといってもよい。

「白い着物の女」
部屋での日常風景を撮影した映像にうつりこんでしまうというパターンで、3章に渡ってスタッフによる現場検証がなされる。現場検証がある流れだと、過去の事件や因縁が明らかになっていくことが多い。

「トンネルにて・・・」
ドライブ中車内で撮影してたら車外に何かうつってしまったパターン。

「墓参りの記録」
昔のフィルムを見直したら実はうつってましたパターン。

「劇団の稽古風景」
舞台稽古を撮影してたらパターン。以後も音楽ライブ映像もの、ダンス映像もの等に受け継がれていく。

「結婚パーティーにて」
パーティの映像にうつってましたパターン。

「事故現場にて」
事故現場を撮影したらうつってたパターン。後に撮影者の身に何らかの不幸が起こるという後日談が付け加えられることが多い。

「監視カメラ」
超定番の監視カメラもの。

「生中継番組」
番組撮影中に何かうつってしまうパターン。顔が歪む、ノイズが入る、といった要素もあり。

「大学校舎にて」
肝試しもの。撮影時に怪異に気づいてしまうパターンでもある。肝試し系は撮影時気づきパターンが多い。POVホラーでもこの手法は定番。

なお初期作品はナレーション、シリーズのほとんどを手がける中村義洋氏ではなく高橋眞三樹氏なのでだいぶ印象が異なる。あと全体的にテンポが早くサクサク進む。

【ほん呪マラソン】




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