多数の相談者の方の話を聞いていますと
自分が不幸だ、ダメだと思っている人が圧倒的です。
願掛けに神社や寺に行って、お守りを買いあさったり、開運グッズ買い込んだり……
それでは、開運はしません。
では、今すぐ、運気を上げて、幸せになるのは、どうすればいいのでしょうか？
実は、神様は人に与えている幸せの量は同じなのです。
そして、幸せというのは、不幸せと同じ量なのです。
だから、大きな幸せには必ず、大きな不幸せがついてきます。
逆に、大きな不幸せには大きな幸せもついているということです。
よく、事業に失敗したり、会社を倒産した人で「絶望」と思う人は、そのままクビ吊っちゃうんですが
「よい社会勉強だったよ。これも貴重な経験だ」と思う人は、必ず再起して前より成功するのはそのためです。
恋愛でも「このやろう、一生うらんでやる」と別れるより
「今までありがとう。いい経験でした。」と送り出し、前の相手に未練をもたず、次を探す人のほうが、もっといい恋愛や相手が現れるのと一緒です。
大金を商売や相続、宝くじとかで得て、他人や、慈善事業に分け与えず独り占めすると
自分だけでなく、家族が不幸になるのは……そこからきています。
大きな幸せを望むと、同時に大きな不幸も背負います。
でしたら、小さな幸せを得て貯金していっても、トータルの結果は同じですし、むしろムリがないわけです。
毎日生きるなら、むしろ、小さな幸せ、小さな不幸の方が楽ですよね？
なので、小さな幸せを得る方法は、すごく簡単です。
毎日の生活のあらゆる場面で
「これだけしてもらえてありがとう」
と思うだけです。
「自分みたいな人間に、こんな会社で働けてお金がもらえるだけ、ありがとう」
「こんな自分のために、働いてもらい、多い少ない関係なく生活費を入れてもらえるだけ、パパありがとう」
「自分みたいな人間に、ご飯を作って出してくれるだけ、妻よ、ありがとう」
「今日、満員電車で偶然席があいて座ることができた。よかった。幸せだ。」
「今日ご飯がなんとか食べれる生活ができた。ありがとう」
「あー、なんかしら、ご飯食べられるだけ、ぜんぜん自分は幸せだ」
自分で見つけて思ってみてください。
……くだらないようですが、同じ、人生の場面を、「なんだ、これっぽちか？」「もっとこうじゃなきゃダメだ」
と思うのと、「自分みたいな人間に……」と、「受けとめ方」を変えるだけです。
目の前の事実は同じことなのですが、幸せに感じるか、不幸に感じるかの違いだけです。
でも、そういうふうに自分の気持ちをおくと、途端に悩んだり、怒ったりする自分がなくなるのに気付くと思います。
そのあと、安堵と、安らぎの中に、小さな幸せを感じます。
これを、繰り返していくと、幸せの貯金となっていきます。
今、感じられる小さな幸せの貯金を続けるのと、人生の最後に一括で幸せを受け取り、それまで大きな不幸を耐え続けるかは
あなたの自由です。
でも、忍耐力や持続力がない人には、すぐ、目の前で感じられる小さな幸せを貯金していくほうをオススメします。
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