いつもありがとうございます

EQマネジメントの村田です


最近、近くで殺人事件や殺人未遂事件が起こることが増えたように感じます。


昔は、親子でけんかをすることはあっても、殺人未遂にまで発展することは、私の周りではほとんどありませんでした。


私自身も、周りの人たちも、親とけんかをすることは普通にありました。


では、なぜ今は、普通の親子げんかが、取り返しのつかない事件にまで発展してしまうのでしょうか。


私は、人には誰でも「善」と「悪」の両方があると思っています。

普段は穏やかに生活していても、強い怒り、悲しみ、孤独、ストレスなどが重なったとき、ある瞬間に、自分の中にあるものの一方が表に出てしまうことがあります。


だからこそ、事件を起こした人だけを「悪い人」と決めつけるだけでは、
本当の原因は見えてこないのではないでしょうか。


人は、ある瞬間に変わることがあります。


そして怖いのは、**「自分は絶対にそんな立場にはならない」と誰も言い切れないことです。**


被害者になることもあれば、加害者になることもある。


その境界は、私たちが思っているより近いのかもしれません。

それが認知症の家族をもつということ。


それは、決して家族だけの問題ではありません。

認知症によって、本人の意思とは関係なく、思いもよらない行動が起こることがあります。



「いつ、何が起こるかわからない」

その不安を抱えている家族もいます。



そして、それは遠い誰かの話でもありません。

もし近所に認知症の方が暮らしていたら――
その方が、知らないうちに誰かを傷つけてしまうこともあれば、逆に、本人や家族が被害を受けることもある。



つまり私たちは皆、
認知症による「被害者」にも「加害者」にもなり得る社会の中で暮らしているのです。



「明日は自分の家族かもしれない」

そう考えることから、事故や事件を防ぐための一歩が始まるのではないでしょうか。



私は、これからこうした事件は増えていく可能性があると感じています。


だからこそ、事件が起きてからではなく、**もっと早い段階で心の状態に気づき、誰かに相談できる環境をつくることが大切**なのではないでしょうか。


「最近、なんだかイライラする」
「家族に強い怒りを感じる」
「自分でも感情を抑えられない」

そんな小さなサインの段階で、誰かに話すことができれば、結果は変わるかもしれません。


心の問題は、病気や事件になってから考えるものではありません。

**何も起きていない今だからこそ、自分の心と向き合う。**


私は、それがこれからの時代に必要なことだと思っています。

誰がいつ、被害者になるのか。
誰がいつ、加害者になるのか。


それは、誰にも分かりません。


事件は、一人では起こらない

けんかも、事件も、一人では起こりません。

必ず、そこには「人と人との関わり」があります。

もしかすると、今の自分が加害者にならずに、平穏に暮らしていられるのは、いつも関わっている人たちが、平常心を保っているからなのかもしれません。


家族

隣近所の人

町で出会う人

学校の仲間

職場の人


私たちは、毎日たくさんの人と関わりながら生きています。


もし、その一人ひとりが強い怒りや不安を抱え、心の余裕を失っていたら……。


私たちの生活も、今とは違うものになっているかもしれません。


だから、事件が起きていないということは、ただ「何も起きていない」のではなく、

周りの人たちも含めて、誰かが平常心を保っているからこそ、事件にならずに済んでいる。

だから、感謝や有り難い(ありがたい)と思えること

私は、そんな見方もできるのではないかと思います。


どんな人にも、感情が大きく揺れる瞬間があります。

だからこそ大切なのは、事件が起きてから考えるのではなく、

「心が大きく揺れる前に気づくこと」

なのではないでしょうか。


だからこそ、私たちは自分だけではなく、自分の周りにいる人の心にも目を向けることが必要なのだと思います。

だからこそ、**「もっと早く」心に気づくこと。**

私は、そこにこれからの心のケアの大きな役割があると思っています。


最後までブログを読んでいただき
ありがとうございます