白坂です、

 

内製化のメリット

内製:
自社でやる

外注:
他社に頼む


もし、理論だけで言うならば、
「内製」は「得意なことだけ」で最小化して、
「外注」は「不得意なことを中心」に最大化する、、、

という結論になりそうです。
なぜなら、


【分業→ 「特化」→ 取引】


が、理論上、
最も利益が最大化するからです。

しかし、
理論は理論。実際は実際。

理論と実際の間には、
現実的に差があります。

実際に、
業績を複利で伸ばし続けている企業は、
圧倒的に


内製化の比率が高い


つまり、

・最初は自社が得意なことだけに「特化」する

・「特化している」と生産性が上がる
 (より短時間で・より付加価値の高い
  活動が出来るようになる)

・【余裕】が生まれる

・【余裕】を活かして、


内製の範囲を拡大していく。


たとえば、
・最初は「小売」だけ

・そのうち、「製造」も。

・さらに、「製造」と「小売」を繋ぐ「物流」も、、、


外注が便利、、、というのは、
あくまでも「短期的」「一時的」です。

たしかに、
外注は、お金さえ出せば、品質の高い
商品・サービスを、自社でやるよりも
割安で入手できるので圧倒的に効率が良い。

しかし、
外注には、


【蓄積がないので複利が効かない】


毎回・毎回、
その都度・その都度、
取引しなければならない。

一方、

内製し始めた場合、
まず品質が低い。おまけに
時間と手間がかかるので、割高にもなる。
短期的な面で言えば、効率は最悪です。

しかし、
内製は、
「知識」「技能」「経験」、、、で


【蓄積があるので複利が効きます】


日々の改善・改善・改善、、、で
どんどん品質を上げていくことが出来ます。
そして、かかる「お金」「時間」、、、などを
どんどん小さくしていくことが出来ます。

だから、

たとえ、
1年・2年、、、で見たら、
外注が効率的だったとしても、


10年・20年、、、で見たら
内製が圧倒的に効果的


後は、
外注から内製に切り替えていく
優先順位の課題だけ。

たとえば、
自社にとって、1回限りのような
単発の業務は、外注で良い。

たとえば、
大企業でない限り、会社設立などの
法的手続きを自社で何度も・何度もやる、、、
ということはありません。

極論、
たった1回、1社だけを設立するのであれば、
会社設立手続きを内製化するメリットは
ほぼゼロです。外注した方が良い。

一方、

会社を経営する以上、その後、何度も・何度も
繰り返しで発生する業務に関しては、
どんどん内製化していった方が良い。

なぜなら、
繰り返しで発生する業務を
10年間、ずっと外注し続けていた場合、
結局、内製した場合よりも割高になるから。

そして、
それ以上に大きいのは、

外注先にとっては自社は、数多くの顧客の1社に
過ぎないので、外注先を完全に制御することは
出来いのに対して、

内製の場合、


【自社なのでPDCAを計画通りに回せる】


結局、
会社の実力というのは、


会社としてどれだけの生産能力があるか?


・服の会社であれば、
 服に関する必要な業務は、
 究極的には、自社で全て出来るようになる

・食の会社であれば、
 食に関する必要な業務は、
 究極的には、自社で全て出来るようになる

・住の会社であれば、
 住に関する必要な業務は、
 究極的には、自社で全て出来るようになる、、、


内製化のメリットは、
自社でPDCAを回せるので、
会社内に「知識」「技能」「経験」、、、が
蓄積されていことで、時間とともに


【複利で成長し続けていくことが出来る】


ことです。

 

内製化のメリット

今回は以上です。
本日も文章をお読みくださり感謝しています。
いつも本当にありがとうございます。

白坂慎太郎

 

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