白坂です、
 

2つ目の塾は
開校2年目で早々と地域一番塾になりました。
しかし、やがて塾経営が傾いて行きました。
理由は単純で、


塾長であった私自身に「やる気」がなくなってしまったから


講師も雇っていたものの塾長は私でした。
そして、塾長である私の「やる気」は
どんどん失われていきました。

特に、
中3生の全員が志望校に合格した後は
「やる気」が、ほぼゼロ近くまで低下して
行ってしまいました。なぜなら、


塾業界の中で、もう目標を見つけられなかったから


「子どもたちの成績も上げられた」
「子どもたちを全員を志望校にも合格させられた」
「生徒数で地域一番塾も創れた」、、、、

塾業界の中で目指すべきものが
もう何も残っていないように感じられました。

はっきり言って、
あまりに簡単なのです。
子どもたちが勉強している教科書の内容は。

それは、
何も私自身が勉強が出来るとか・出来ないとか
いうことではなく、教科書が薄くて、しかも、
テストに出る重要な所は決まっているので、
成績だけに【集中】すれば


3ヶ月で成績は上がる方が当たり前


そんな簡単なことを、
今後も続けているだけ、、、となると、
塾経営が生活の糧とはなり得ても、
自身の成長はない、、と感じていました。


経営者に「やる気」がなくなった結果、
当たり前に経営が悪化していった


結局、
妻が妊娠し、娘が生まれてくるタイミングで
当時、経営していた塾を2教室とも閉める
決断をしました。


【決断すると、その後の人生が大きく変わり始める】


人生というのは本当に不思議なもので、
経営が悪化して、塾を閉める【決断】をしたことで

その後、
娘が生まれてからの10年間、
ずっと側に一緒に居続けることが出来たという
父親として、いや人間として


最高の夢をかなえることが出来ました。


今回は以上です。
本日も文章をお読みくださり感謝しています。
いつも本当にありがとうございます。

白坂慎太郎