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白坂です、

 

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『やる気を引き出すコーチング法』(P141)

 

さて、

 

子育てスタイル


記事のご要望をいただきました。

 

>「子育てについて色々と勉強させていただいております!!子育てについて新たな投稿がありましたら、またよろしくお願いします。」

 

と言うことで、今回はご要望にお応えして、子育てについての記事を書きます。もし最後までお読みいただけましたら幸いです。


わたしたち夫婦そのものが未熟な人間:2人です。しかも、初めての子育てに挑戦しているわけですから、完全完璧な子育てができているとはとても思いません。

 

正直、「あの時、もっとこうしてあげた方が良かったんじゃないかな」と思ったこともありましたし、「これから、どうしてあげた方がいいんだろう」と考えたことも、もちろんありました。

 

ただ、完全完璧な子育てができているとは思えなくても、おおよそ合格点の子育てはできているのではないかとも思っています。というのは、娘の祖父母たちや、その親戚からの娘への評価がとてもいいから、です。うちの子は、最初こそは人見知りをするものの比較的短い時間で、誰とでも仲良くすることができます。


だから、その場・その場で楽しく時間を過ごすことができます。多くの人からかわいいがってもらえる、とても運のいい子に育っているので、子育てとしては順調に進んでいると思っています。


子育ても教育の1つです。

 

対象が子どもというだけで、教育であることには何の変わりもありません。いい教育をするためには、2つの働きが必要になります。すなわち、「指導」と「管理」です。リーダーシップとマネジメントです。この2つの両方が働いているときに、いい教育が行われていると言えます。


指導というのは、方向を指し示し導いていくという長期的な働きかけです。何が正しいかを考えるということです。どの方向に進むべきかを決めるということです。たとえば、「海外旅行をしたい」という願望のままであれば、どこにも行けません。「今回は中国でもなく、オーストラリアでもなく、アメリカに行く」と決めてこそ、海外旅行をすることができます。だから、

 

・「どんな子になって欲しいのか?」
・「そのために、どのような方針で教育をするのか?」
・「その方針に沿う教育環境はどこなのか?」

 

など長期的なことを決めてはっきりと方向を示すことが、指導です。
そして、


管理というのは、効率よく行おうとする短期的な働きかけです。決まっていることを正しく行おうとするということです。どこに行くかは決まっているので、適切に行おうとするということです。もし、アメリカに行くということが決まっているのであれば、手段は飛行機と自動的に決まります。あとは、どの航空会社の何時の飛行機にするかを決めていくということになります。

 

・「その教育環境で適切な子育てをするには、どうした方がいいのか?」
・「栄養を考えた調和ある食事の習慣を身につけさせるには?」
・「身体の発達を考えた定期的な運動の習慣を身につけさせるには?」

 

など短期的なことを適切に行おうとすることが、管理です。


わが家は夫婦ではっきりと役割を分担しています。互いに得意なことに集中しています。すなわち、私が娘を指導し、妻が管理をしています。

 

私が娘の指導者として決めてきたことは、

 

・18歳で自立させる
・そのために、最初の3年間は徹底依存をさせる
・その後の教育環境として、どの療育施設にお世話になり、どの幼稚園にお世話になるかを最終的に決める

 

というようなことでした。今、考えていることは、あと2年3ヶ月後の娘の小学校をどこにお世話になるかということです。

 

そして、その小学校の決定が、恐らく、父親として指導者として最後の重要な意思決定になるだろうとも思っています。なぜなら、娘が14歳前後になると自我が一度確立するので、15歳、18歳の2回の人生の意思決定は、彼女の意見を最優先にしようと思っているからです。

 

また、妻は娘の管理者として、

 

・日常生活での食事・運動・時間の使い方などの管理
・幼稚園の行事や持ち物などの管理
・習い事の行事や持ち物などの管理、、、など

 

1日や1週間単位で、娘がより快適な生活を送れるように細やかな気遣いや心配りをしています。そして、この4年7ヶ月間で、完全完璧とは言えなくても合格点の子育てだったと思えることは、


0歳から3歳までの3年間を徹底依存という方針で行った


ということです。

 

子育てというのは家の建築と同じようなものです。まず地下の基礎工事をやって、それから家の土台を作って、その上に建物を建てていきます。「どの高校に行くか?」とか「どの大学に行くか?」などというのは、家づくりでいうならば、壁紙をどうするかとか、どんな家具を置くかというようなものであり、子育てにおいて、それほど重要な意味を持ちません。

 

なぜなら、仮に学校の選択に失敗したとしても、本人に学ぶ意欲さえあれば何回でも何歳からでも学び直すことが可能だからです。

 

一方、

 

0歳から3歳までの3年間というのは、「どの高校に行くか?」とか「どの大学に行くか?」というほど簡単に選び直すことができるものではありません。地上に既に家が建っているにもかかわらず、基礎工事に不備があったことが分かったからといって、簡単にやり直すことができないのと同じです。極論、上に乗っている建物を全て壊さないとやり直しが効かないものです。

 

幸い、私たち夫婦2人は共に進学塾の講師出身だったので、この「三つ子の魂百まで」という言葉の重みを十二分に知っていました。その子の現状がどうであれ、「わたしはできない」という自己肯定感の低い子はやがて必ず伸び悩みますし、1回の失敗に対してとても弱いということを痛いほど知っています。

 

逆に、その子の現状がどうであれ、「わたしはできる」という自己肯定感の高い子はやがて必ず大きく伸びますし、たとえ何度か失敗しても立ち直りが早く、自分の望みが実現するまで挑戦をし、最終的には夢を実現させるということを確信しています。

 

だから最初の3年間は、夫婦2人における子育ての重要性というのは極めて高く、2人の時間とエネルギーのかなりを娘に投資してきました。逆に、娘が幼稚園に通い出してからは相当に楽になりました。

 

管理者である妻には、幼稚園での役員のお仕事や、娘の日頃の通園のための準備などまだやるべきことがたくさん残っていますが、指導者である私には、もうほとんどありません。だから、落ち着いて2年3ヶ月後の小学校選択に意識を集中させることができています。


18歳時点で、どんな人として親元から自立していって欲しいのか?


そういう18年後の姿を思い描きなら長期的に取り組んでいくのが、子育ての理想的な姿だと思っています。そして、その長期的な姿を思い描きながら子育てがやれているとしたら、その長期を考えられる環境を整えてくれる、短期的な管理をしっかりとやってくる人の支えがあってこそ、です。

 

もちろん、各家庭には各家庭なりの事情があるので、場合によっては1人で、指導者と管理者の両方をやらなければならない方もいると思います。そして、それは決して不可能ではありません。ただ、不可能ではないにしても、とても難しいのが実際だとも思います。

 

1人で二役やろうとすれば、どうしても、日常の緊急なやるべきことに押し流されて、日々を慌ただしく過ごす日々になりやすいでしょう。つまり、子育てにおける管理者だけがいて、指導者がいない教育ということになりやすくなります。

 

だから、本当にいい子育てをしていきたいということであれば、夫婦関係が良好であるというは極めて重要な鍵になっています。そして、その前段階として、まずは、自分は自分を幸せにできるというのが、とても大きい要素だとも思っています。

 

・まずは、自分で自分を幸せにする
・幸せな自分が夫婦の相手方を大切にし、良好な夫婦関係を築く
・良好な関係にある夫婦が互いの強みを生かした上で役割分担をし、指導と管理の両方を効果的に行う

 

1番最初に書きましたが、わたしたち夫婦自身が未熟な存在であり、しかも、初めての子育てです。過去のささいな言動に後悔したことも正直ありました。また、将来の子育てに不安を感じたこともありました。

 

とても完全完璧な子育てをしてきたとは言えません。ただ、完全完璧ではなくても、おおむね合格点を与えてあげていい子育てであったのではないかとも思っています。


あと3ヶ月強後の4月上旬には、2人目の子が生まれてきます


今、4歳7ヶ月の娘に弟ができます。彼女も、今から「おねえちゃん」になるのを楽しみにしているようです。そして、わたしたち夫婦は、娘の教育に関してはおおむね合格点を与えられるものだったと思っているので、新しく生まれてくる息子に対しても、基本的には同じ子育て方針で行こうと思っています。すなわち、

 

・18歳で自立させる
・そのために、最初の3年間は徹底依存をさせる
・その後の教育環境として、どの教育機関が適切なのかを決めていく

 

です。

 

もし、わたしたち大人が、この宇宙に対して最も確実にそして最も大きな貢献ができるとしたらそれは間違いなく


いい親であろうとする努力


だと思っています。なぜなら、いい親は、その親に続く、子ども、孫、ひ孫、、、たちに代々ずっといい影響を与え続けるから、です。人は、目に見えて分かりやすい社会的成功にばかり意識を集中させる傾向がありますが、実は、最も大きな社会貢献は子育てです。そのためにいい親であろうと日々努力し続けることです。

 

なので、人生最高のやりがいである子育てを、引き続き楽しみながら続けていっていただけたら、、、と思います。そして、もし子育て中の方にとって、この記事が何らか参考になったならば幸いです。

 

子育てスタイル


最後お読みくださり、感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。

 

白坂慎太郎

 

参考図書:

 

『子どもへのまなざし』

 

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