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こんにちは、
白坂慎太郎です。


【楽天ブックスならいつでも送料無料】成功のために大切なこと [ 松下幸之助 ] 


>「家康は家康 自分は自分」


松下幸助が経営者対象の講演で語った言葉です。

>「徳川家康を勉強するのはいい。勉強熱心は素晴らしい。しかし、『家康は家康』参考にするのはいいけれど、最後は自分で考えた方がいい。」


この話が7年間くらい、ずっとピンと来ていませんでした。「うん!?どういうことだ??」と。最近、やっと、どういうことか分かって来ました。つまり、


時代が人を創り、人が思想を創る


徳川家康は徳川家康が生きていた時代だったからこそ、そのような生き方をし、考え・行動したわけです。

たしかに家康は成功しました。天下を獲り、徳川260年間の基礎を創りました。ただ、徳川家康が言ったこと、やったことを、表面だけ勉強しても、現代では全く通用しないわけです。たとえば、

徳川家康は、林羅山という学者を登用しました。「朱子学」を、幕府公認の学問にするためです。林羅山の考え方は、「上下定分の理」超~簡単に言うと、


「人には上下身分の差があるから、分をわきまえろ!」


です。

・徳川将軍家は偉いのです。
 「この紋所が目に入らぬか!」
 「ははぁーm(__)m 」

・お侍さんはお百姓さんより偉いのです。
 「邪魔するな!斬られたいのか!」
 「申し訳ございませんm(__)m 」

・お百姓さんは商人より偉いのです。
 「お金儲けは悪いこと。あの人たちは卑しい人」
 「・・・・・m(__)m 」


平等が叫ばれる現代からすると、とても受け入れられない考え方です。しかし、この「朱子学」が260年間に渡って、学ばれ続けました。なんで、こんなことになっていたのか?


時代が人を創り、人が思想を創る


江戸時代の前は、戦国時代でした。日本人と日本人が殺し合う世の中が100年間も続いていました。

・家臣が主君を殺し、
・子どもが親を殺し、
・次男が長男を殺し、・・・

身分の下の者が上の者に打ち勝っていく「下克上」の世の中でした。だから、戦国時代の人々が最も望んでいたのは、


平和


でした。だから、そのみんなが強く望んでいた「平和」を実現させるためには「下克上」を止めさせる必要がありました。だから、「上下定分の理」。すなわち、「人には上下身分の差があるんだから、分をわきまえろ!」という思想を教えたわけです。

誰か偉人を勉強するなら、その時代背景まで学ぶ必要があります。すなわち、「時代が変われば、求められる答えも変わる」ということです。だから、


家康は家康、自分は自分


なわけです。家康の言葉や行動は、家康の生きた時代だったからこそのものだった。だから、家康の言動を表面上だけ学んでも何の意味もならない。これは家康に限らず、松下幸之助に関しても同じことが言えます。


幸之助は幸之助、自分は自分


松下幸之助の言葉や行動を表面上だけ学んでも成功はできません。たとえば、松下幸之助は社員たちに、とても厳しい人でした。「血の小便が出るほどの努力をしたか?」ということを言って回るような人でした。厳しさで愛を示す人でした。

しかし、もし現代で、社長が社員に「血の小便が出るほどの努力をしたか?」とでも言おうものなら、言われた社員は即日、会社を辞めてしまうでしょう。それだけでなく、週刊誌から「あの会社は社員を大事にしない、ブラック企業だ!」と叩かれることでしょう。だから、松下幸之助が何を言っていたか、何をやったかなど、表面上だけを拾っても、現代の経営に活かすことは出来ません。

では、もし、松下幸助が現代に生まれ変わったとしたら成功できないでしょうか?もちろん、


100%、成功します


なぜなら、人として素晴らしい人だからです。


・私心を捨てる
・素直な心で
・衆知を集める、、、


こういったことは人の「本質」です。時代は関係ありません。普遍の真理です。なので、私心を持たず、素直な心で、衆知を集めることを大切にしていた松下幸之助であれば、今という時代に合う経営を進めていくことができる。だから、やはり成功します。


ある時代が求めていた答えがAだった。だから、Aという対応が出来た人が成功できた。しかし、時代が変わり求められる答えがAからBに変わった。

にもかかわらず、1度、Aという対応をして成功してしまった人は、次も、Aという対応をしようとする。だから、次は成功できない。

なぜなら、時代が変われば求められる対応も変わっているから。そして、1度、成功してしまった人は、自分のやり方が今度は通用しないということに気付けないから。


だから、素直な心という曇りのない透明な眼鏡で時代を見れる人だけが、時代の「変化」に対応していくことができる。


もし、勉強をするなら、

・その人が何を言ったかを学ぶのではなく、
・その人が何をやったかを学ぶのでもなく、
・その人の


本質


が分かるまで、徹底的に勉強にする。そして、その人は、その時代だからこそ、そういうことを言い、やったのだということまで理解する。そして、最後の最後は自分の頭で一生懸命に考える。なぜなら、


家康は家康、自分は自分だから。


あなたの人生の答えはあなたにしか出せない。今まで一生懸命に勉強したこと全てを参考にしながら、


「今の時代が自分に求めている対応は何なのか?」


を考えに、考え、考え抜く。
そして、最後はもちろん自分で決める。


・誰が何と言ったかは関係ない
・誰が何をやったかも関係ない

全て、

・最後は自分で決める

なぜなら、


あなたの答えはあなたにしか出せないから。


先人のせいにしない。他人のせいにもしない。自分の人生は自分で創って行くという「自立」の覚悟を持つ。

そうすれば、時代の変化に対応しながら、あなたにとって、本当の理想の人生を創っていくことができます。


家康は家康、自分は自分、です。


 
今回もお読み下さり、ありがとうございます。
それでは、また。

白坂慎太郎

参考教材

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