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こんにちは、白坂慎太郎です。


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最も印象に残ったシーン。
それは、悪魔とも言われる鬼上司(ミランダ)にケチョンケチョンに言われたアンディが、ナイジェルに不平不満をぶちまけるシーン。


・・・・・・・・・・・・・

>「ホンと、頭に来る。ミランダは、わたしがちゃんとやったときは何にも言ってくれないくせに、1つでもやれなかったら、ココぞとばかりに厳しく言って来る!何なのあの人は!!」

>「じゃあ、辞めろ。」

>「え?!」

>「じゃあ、辞めろ。キミが辞めても、ミランダの元で働きたいと思っている人は山ほどいる。キミの代わりは5分で見付かる。」

>「・・・・・」

>「慰めてでも欲しかったのか?『大変そうだね。』とか、『キミはよく頑張ってるよ。』とでも言って欲しかったのか?ミランダは質が高いことをやっているから多くの女性の憧れだ。彼女は当たり前のことしか言っていない。つまり、

仕事をしているだけ、だ。

甘ったれるな。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・


人は、それぞれで居心地のいい状態の中にいます。そして恐ろしいのは、以前は望んでいなかったのに、いざ、その状態に3年も居てしまうと、もう、そこが居心地のいい状態になってしまうことです。たとえば、


病気
誰だってなりたくありません。でも、いざ病気になって3年もその状態で居てしまうと、今度は、その病気であることが居心地のいい状態になってしまう。「自分は病気だから・・・」というのを言い訳にしてしまうようになる。「病気だからノンビリしているのが良い。」と思い込んでしまう。むしろ、病気だからこそ、みんなが自分に注目してくれて優しくしてくれると思い、無意識にその状態で居続けようとしてしまう。


引きこもり
誰だってなりたくありません。でも、いざ引きこもりになって3年もその状態で居てしまうと、今度は、その引きこもりであることが居心地のいい状態になってしまう。「自分は引きこもりだから・・・」というのを言い訳にしてしまうようになる。「引きこもりだから人に会わなくていい。」と思い込んでしまう。むしろ、引きこもりだから家族が心配してくれて何でもしてもらえるから、無意識にその状態で居続けようとしてしまう。


生活保護を受ける
誰だって自分から積極的に受けたいとは思いません。でも、いざ生活保護を受けて3年もその状態で居てしまうと、今度は、その生活保護を受けていることが居心地のいい状態になってしまう。「自分は生活保護を受けているから・・・」というのを言い訳にしてしまうようになる。「生活保護を受けているから働かなくていい。」と思い込んでしまう。むしろ、生活保護を受けていると似たような環境の人と一緒に居られるから、無意識にその状態に居続けようとしてしまう。


人は、やむを得ず、病気になることもあります。引きこもりになることもあります。生活保護を受けることもあります。仕方がないこともあります。何も恥ずかしいことではありません。そのこと自体は問題ではありません。ただ、恐いのは、その状態にずっと居続けてしまうこと。その環境を、無意識に居心地のいい状態と感じてしまうこと。


どのような環境であれ、その状態を維持しようとする


なので、人生を変えるって、究極的に難しいことです。何せ本人自身が望んでいない。口では「変えたい!」と言っていてもそれは意識がそう思っているだけで、潜在意識は今の環境の中に居たい、今までの自分で居たい、が本音です。


意識の変わりたい、無意識の変わりたくない、勝つのはいつも無意識の私。


それでも「変わる」方法はあるのでしょうか?
残念ながら、たった2つしかありません。


・1つは、自分自身で退路を断ってしまうこと

・もう1つは、他人に自分の退路を断ってもらうこと


つまり、


決断


のみです。


保証付きの挑戦なんてあり得ない


保証を求めることそのものが、現状を維持したいという無意識の働きです。保証を求めるなら、挑戦をしない。上手く行く確証を得られてから挑戦する?たとえば、車で旅行するときに、現在地からゴールまでの信号が全て青信号になってから家を出たいと言っているのと同じです。そんな時は、一生、訪れません。


今回の作品のアンディは、悪魔とも呼ばれるミランダに退路を断ってもらっていました。次々に無理難題を言われ、「これが出来なかったら、明日は出社しなくていい。」とプレッシャーをかけられ続けました。


仕事・仕事・仕事、・・・


・恋人との関係も悪化し、
・長年の友だちからも白い眼で見られ、
・過去の古い自分の価値観をも変え続け、・・・


気が付けば数か月後のアンディは、世界中どの場所に行っても仕事に困らないほどの人物へと成長していました。


偶然では人生は変わらない。なぜなら、本人自身が変わることを心からは望んでいないから。


変える方法は、残念ながらたった2つだけ。


・1つは、自分自身で退路を断ってしまうこと

・もう1つは、他人に自分の退路を断ってもらうこと


アンディにとってミランダは悪魔だったのでしょう。怒りや恨みの対象だったのでしょう。だからこそ、彼女の人生を大きく変え得た人生最大の恩師ともなり得たのです。


人生を変えたくないなら本能に従い自分に甘く、
人生を本気で変えたいなら決断して自分に厳しく


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>「慰めてでも欲しかったのか?『大変そうだね。』とか、『キミはよく頑張ってるよ。』とでも言って欲しかったのか?ミランダは質が高いことをやっているから多くの女性の憧れだ。彼女は当たり前のことしか言っていない。つまり、

仕事をしているだけ、だ。

甘ったれるな。」

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今回の記事をお読み下さり、ありがとうございます。
それでは、また。

白坂慎太郎

参考教材

プラダを着た悪魔(特別編) [DVD]

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