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こんにちは、白坂です。
いつもありがとうございます。

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なぜ、人は動いてしまうのか?


商売における究極の矛盾


・いい商品を持っている人は、売るための勉強をしない
・よくない商品を持っている人は、売るための勉強を必死にする


いい商品・サービスを持っている人は、頭の中で勝手な空想をしています。

「この商品・サービスは素晴らしいから、お客さまが買い求めに来てくれて、その後、口コミで広めてくれて・・・」

そして、妄想が妄想で終わっていることに気付き始めると、チラシでも作って配ってみようかと思います。一生懸命にコダワって、「いいチラシが出来た!」と思って配ってみる。しかし、反応がまるでない。


「おかしい。今どき、チラシは反応がないんだな・・・」、と。


手に取るように分かります。なぜなら、全てわたし自身が実際に体験したことだから、です。


売れる・売れないに関しては、商品は関係がない


数年前まで社会的に大問題になったオレオレ○○がまさにその典型。極論、商品がなくても、日本で数百億円というお金が銀行口座を移動していたことからも明らかです。


口コミ神話


口コミと言うのは実際に商品を体験してくれた方が広めてくださるものです。体験者が1人もいない状態で口コミが起きるはずがありません。最初は当然ですが、お客さんを広告で集める必要があります。

しかし、広告に関しての勉強なんて、小学校から大学までの16年間で、ただの1秒も勉強しません。だから、どんな人も、最初に作るチラシは、見た目の綺麗な、デザイン重視のものを作ってみます。頭の中でする広告といえば、テレビで見たことがあるイメージ広告だけだからです。だから、「あぁいう綺麗な広告がいいものなんだ」と錯覚しています。もしくは、広告会社、印刷業者、ホームページ業者の言いなり。お金をかけて一生懸命に作る。配る。反応はない。


いい商品を持っている人だからこそ、必死に売る勉強をすべき


たとえば、学習塾だと1万枚のチラシを新聞に折り込むと、よくて、電話によるお問合せが2件かかってきます。これでもまだ良い方です。1件もお電話がかかって来なかったという経験もしました。1回:数十万円の広告宣伝費を、ホンの一瞬でドブに捨てた気分になります。相当に落ち込みます。


必死で勉強しました


頭の中から常識を捨て去りました。テレビCMの印象を頭の中から消して、ゼロから勉強しました。そして、効果は明らかでした。普通で5倍の10件。最高で25倍の50件のお問合せがありました。おかげで、中学3年生の6人に1人の子どもたちが、当塾に通ってくれる地域最大の塾へと開校1年半で成長しました。最大要因は、


広告宣伝の知識


です。間違いありません。
まず生徒に来てもらえなければ、指導力も活かしようがありませんから。


知識は包丁のようなもの


包丁という道具そのものは無色透明です。料理を作るのに使うことも出来れば、人を刺すことに使うこともできます。同じように、広告宣伝の知識を持てば、いい商品を売ることも出来れば、劣悪な商品を売ることも出来ます。いや、商品なんか持っていなくても、お金を振り込んでもらうことさえできます。


知識を使う人間の倫理観が問われる


今回の最初で書いた、商売における究極の矛盾をもう1度。


・いい商品を持っている人は、売るための勉強をしない
・よくない商品を持っている人は、売るための勉強を必死にする


もし、あなたが持っている商品に本当に自信があるとしたら今まで商品へ注いでいたエネルギーの、ほんの1割を広告宣伝に振り向けてみてください。宣伝物の結果が5倍、10倍は簡単に変わることに驚くでしょう。創業準備中だった9年前に、タイムマシンでアドバイスをしに行けるとしたら、間違いなく伝えます。


「起業するなら、まず売るための勉強をしてから」


この一言で、どんなに少なく見積もっても数百万円の広告宣伝費を無駄にしないで済んだと思います。

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なぜ、人は動いてしまうのか?

使い方注意の本ですが、この文章を読んで下さっている、あなたのような方であれば大丈夫だと信じて、ご紹介します。勉強して、あなたのいい商品を、もっと社会に広めてください。



今回の記事をお読み下さり、ありがとうございます。
それでは、また。

白坂慎太郎

参考教材
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なぜ、人は動いてしまうのか?

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