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こんにちは、白坂です。
いつもありがとうございます。

多くの方のご参加に心から感謝しています。
あなたの才能の見つけ方


さて、

「商売をやりたい!」「事業をやりたい!」「ビジネスをやりたい!」という方に、耳がタコができるほどお伝えしているのは、とにかく


利益を出す


ということ。

「え!?そんなこと当たり前じゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は、起業家の8割以上が、この当たり前のことを忘れます。なぜか、利益よりも売上にコダワリ始めるからです。


売上 - 経費 = 利益


利益を出すために最も大切なことは経費をかけないことです。極論、経費が0(ゼロ)円だったら、売上1円でも1円の利益です。その状態を創れたら、売上2円で2円の利益、売上3円で3円の利益、・・・と、単純に「数」を増やしていくだけです。

ところが、起業家というのは大きいことを考えているので、いきなり、大きな売上げを狙います。そして、そのためにかける経費は、必要だと考え、投資だと思い込むのです。

もちろん、起業家のエネルギーというのは凄まじいので、最初の5年は、本人の気合や努力や根性で、大きな経費以上の売上を立てようと頑張ります。途中の資金繰りもやり抜きます。しかし、そういった努力や根性に頼ったものだと、次の5年では乗り切れません。起業家本人の熱意の低下とともに、事業は衰退していきます。そして、残ったのは投資だと思ってかけていた借金の山。多額の負債だけ。


短期で大きな売上げを狙うのは、世間的な常識(土地は広ければ広い方がいい、自社ビルは大きければ大きい方がいい、従業員は多ければ多い方がいい、売り上げ規模は大きければ大きい方がいい、など)に引っ張られるからです。

だから、最初はどれだけ慎重な起業家でも、最初の5年間の内には好調期を体験できるので、ついつい、気が緩むのです。ちょうどその頃には、金融機関からも甘いお誘いがやって来ます。「社長、ご融資のご予定はありませんか?わたしたちも御社の事業の発展に喜んでご協力させていただきますよ。」と。

「よし、これだけ調子が良いから事業を発展させるか!」と決断し、自社ビルを建て、従業員を増やし、多店舗展開をしていく。そして、99%の経営者が全く同じ末路を辿って行きます。なぜなら、みんなに同じように好調期が訪れるように、みんなに同じように不調期が訪れるからです。その時の備えをしていなければ、もう乗りきれません。わずか1%の会社だけが10年続いている。これが現実です。では、どうすれば10年続く会社にできるか。簡単です。


利益を出す


つまり、経費をかけない。仮にかけるとしても、ギリギリまで削って、本当に・本当に必要最小限しかかけない。お金をかけなければ売上が上がらないというのは幻想です。もし、「うちは、お金がないから売上が伸びない」と思っているとしたら、それは脳のサボり機能です。お金をかけずに売上を上げる。

・笑顔
・お客さんの名前を覚える
・名前を読んであいさつをする
・お客さんの声を集める
・整理
・整頓
・清掃
・メールを送る
・ブログを書く
・ユーチューブを撮る、・・・

お金をかけずに、やれることは、いっぱい・いっぱいあるわけです。お金をかけなければ売上を立てられないというのは、起業家として無能だと自ら告白しているようなもので、むしろ恥ずかしいことです。

大事なことは、売上でもなければ、自社ビルが立派であるかでもなければ、従業員数が多いかでもありません。


事業が存続していること


です。

ここ鹿児島には、鹿児島大学に歯学部がある関係で、歯医者さんが異常に多いです。コンビニか歯医者さんかというくらい、歯医者さんがあります。でも、どれだけ歯医者さんが設立されても、患者さんの絶対数は決まっています。結果、多くの歯医者さんが設立され、多くの歯医者さんが倒産していく。初期投資に億というお金をかけているから、いざ倒産するときは、夜逃げです。その歯医者さんで治療中だった患者さんは、突然、置いてけぼりです。企業の社会的責任もあったものではありません。でも、これが現実。


夢を描くのは良いです。夢こそが現実を変えていきます。過去の延長ではない、新しい自分に出会うための最大の機会になります。でも、その過程は、夢と現実の両方を見ながら地に足を付けてやっていく。企業の社会的責任というのは、みんなに恰好を付けることではありません。事業を存続させることです。そのために最も大切なことは、


利益を出すこと


です。

経費をかけない。ビジネスというのはギャンブルではありません。お金の代わりに脳を働かせる。知恵を出す。知恵を出すために一杯・一杯、勉強をする。どうしても知恵が出せないなら汗をかく。夢をかなえていく過程の実際というのは、地味です。泥臭いです。でも、確実に前に進めていく。競争に勝つのは、ウサギではなくカメ。


大丈夫です。


夢をかなえる途中過程では誰1人あなたに注目してくれていなくても、実際にあなたが夢をかなえたら、否応なく多くの人が注目してくれますから、楽しみはその日まで取っておきましょう。



今回もお読み下さり、ありがとうございます。
それでは、また。

白坂慎太郎

動画セミナーをプレゼントしています。詳しくは下記より。
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