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こんにちは、白坂です。
いつもありがとうございます。

>「ありとあらゆる自己啓発、成功哲学の知識を見事に統合されており、「行動すること」を最優先とする白坂さんに感銘を受けております。」

アンケートへのご協力、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

さて、

未来の社会予報を知る

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今回もいただいたご質問の中から、1件、お応えさせていただきます。

>「過去の成功哲学は「男性主体」でしたがジェンダーフリーとなりつつある今の子供たち世代は性差のない成功、精神的豊かさをこれからの日本で男女で分かち合う事が出来るのか?そのためには私たち大人はどのような生きざまを見せていかなければならないのか?白坂さんのお考えをお聞かせください。」

ご質問ありがとうございます。
では、私見を述べさせていただきます。


まず、


もし、成功を現在と同じように、経済的な成功とするのであれば、子どもたち世代は、日本を飛び出して世界に出ていかないと難しいと予想しています。新世界は、ネットと世界の2つありますが、ネットは今ではまだ伸びているとはいえ、子どもたち世代の時には、日本のネット市場は飽和していると思います。であれば、残された新世界は1つだけ、世界です。

日本国内に引きこもる子どもであれば、経済的成功はかなり難しいと思いますが、世界のどこへでも仕事をしに行くという好奇心旺盛な子どもであれば、大きなチャンスとともに、経済的な成功を得られると思います。

もしかしたら、そのころは、「成功」という言葉の意味が変わっているかもしれません。今は、資本主義というルールなので、「成功=お金」というイメージですが、子どもたち世代のときもそのままかどうかは分かりません。正確な予想は誰にも断定できませんが、しかし、資本主義そのものが、ゆるやかに崩壊に向かっているのは、大きな時代の流れなので、今ほど、お金の重要性が高くない社会になっている可能性は大きいと思います。


次に、


精神的豊かさについてですが、これは、資本主義のゆるやかな崩壊とは逆に、日本人の多くの人たちが求める流れになると思います。「豊かさ」そのものについては、昨日の記事に書きましたので省略させていただきますが、誰かに答えを教えて欲しいと依存する人と、1人・1人が、自分の豊かさや、自分の人生のあり方を真剣に考えながら生きていく人へと2極化するのではないかと考えております。

いずれにしても、

女性の社会進出が進み、今よりも女性がどんどん活躍していく時代になることは間違いないと思っております。

ネガティブな視点から見れば、男性の限界。男性は左脳型であり、論理的な思考を得意としていますが、それは、答がある世の中では有利に働きますが、答がない社会だと逆に動きが遅くなったり、動きが取れなくなります。

20世紀に学歴社会が成立したのも、世界一の先進国:アメリカというお手本があったから。日本人は、アメリカから学び、それをよりよい商品へ改善していけば、日本を経済成長させることが出来ました。しかし、今は、答がありません。何かを新しく生んで価値を創造しなければ、市場は大きくなりませんが、日本は明治維新以降の140年間で、創造というのをやっていません。日本国に引きこもる男性は、社会的にどんどん厳しくなると予想しています。

逆に、ポジティブな視点から見れば、女性の無限の可能性。女性は左脳と右脳の両方を使える両脳型であり、言葉や数字で表されないものでも、直感的にイメージできる能力を持っています。なので、これからは、女性リーダーが将来のヴィジョンを描き、男性が戦略や計画という形で物理に落として、両性で行動するというチーム形態が増えていくのではないかと思います。また、資本主義がゆるやかに崩壊していけば、女性の共感、理解、分かち合いという感性が、より重要視されていくようにも思います。


最後に、


大人が子どもたちにどのような生きざまを見せていくか、というご質問に対してですが、これは、今も、将来も何も変わらないと思います。


今を一生懸命に生きる


です。

上記でいろいろな私見を述べましたが、全て仮説です。これだけ変化が速くて激しい時代であれば、1年後はおろか半年先でさえ、正確に予測することは誰にも出来ません。いつ、どこの国で、何が起きても、何の不思議ではない歴史上、最も不確実な世の中をわたしたちは生きています。

ですから、

将来の予測を仮説として持ってはいますけど、それが当るか・どうかは、正直、それほど重要なことではありません。その10倍も100倍も大切なのは、


今できることを、今やる


ことだと思っております。どうせ、やらなければ誰にも分からないのですから、どこかで考えるのを打ちきって、やれることをやる。言葉では、子どもたちには何も伝えられません。行動によってしか、後ろ姿によってしか、何も伝えられない。


1人の大人が、一生懸命に生きる姿を見せる


それ以上の教育はないと考えております。
ご質問、感謝いたします。


今回もお読み下さり、ありがとうございます。
それでは、また。

白坂慎太郎

参考図書

2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)

今日の1枚
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編集後記
下がったと思った娘の熱がまた上がって、昨晩は39.2℃。いつもなら走り回っている時間に、目を開けながらジィーと寝ていました。明日は治っていますように・・・

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