みなさん、こんにちは、白坂です。


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 >「白坂さん、初めまして。楽しく読ませていただきました。 また再度遊びに来ますので読者登録 させてください。 私は、21歳になったばかりです。つい最近ネットビジネスを行い月20万円ほど稼いでいます。将来が不安なこの日本の中で、自分で地頭を付け、自立して生きていける人を1人でも増やし たいと思いブログを始めました。これからもよろしくお願い致します!」

 私のブログは昨年の12月16日に始めました。精神的に自立した直後です。なぜか、ブログを通じて、もっと自分の考えを情報発信していきたくなったのです。そして、最初にブログにつけたタイトルが『太陽ニュースレター』。塾通信のネット版でした。私の考えを、子どもたち、保護者さま、講師たちに向けて、毎日情報発信をし始めたのが、最初です。だから、私のブログの存在そのものを知っていた人は、ごくごく限られていました。また、内容は教育的なものが99%でした。当然です。塾通信のネット版でしたから。

 ところが、ブログには巨大な潜在能力があることに、受験が終わった後の3月くらいに知ることになります。ブログはある人にとっては、個人の日記。でも、捉え方を変えることができた人にとっては、テレビ局と同じ。つまり、メディア(情報媒体)であると。不特定多数の人に、文字・写真・動画などでどんどん情報発信をしていくことができるメディアを、個人が持つことが出来るようになっていたのだ、と。そして、テレビと唯一違うとするならば、それは視聴者の数だけだ、と。

 そこから4月から路線変更して、ブログを塾通信から私個人のブログに変更しました。内容も塾の内容よりは、私個人の物の見方、考え方を中心に情報発信をしていくことにしました。そして、同時に読者さんを増やすための営業活動を、日々行ったのです。ブログを単なる日記だと捉えていたときには、このやる気は絶対に出てこなかったでしょう。メディアを持っているのだという潜在能力に惹かれて、最初の2ヶ月は時間とエネルギーを全力で注いだわけです。

 やがて、記事の内容は、「経済的な自立」に関するものが増えていきました。もちろん、私は今でも塾経営者ですから、塾のことや教育のことを書き続けることは不可能ではありません。しかし、子どもたちが気付いている21世紀の新常識に、保護者や学校の先生たち、そして、塾業界の大半の人たちが気付いていないことに対して、私は大変な危機感があるわけです。どういうことか?

 みんなが古い常識にこだわれば・こだわるほど、子どもたちを不幸にしてしまう

 今や、小学生でもブログを書き始めている時代です。中学生にもなれば、画像の加工をしたり、動画を撮影したりしてアップしています。高校生にもなれば、アプリケーションソフトを作ったり、それを収益化したりすることもしています。高校生起業家、大学生起業家が、だんだん珍しくなくなりつつある。キーワードは全て

 インターネットの活用

 冒頭で紹介した21才の彼などは、恐らくリクルートスーツを来て猛暑の中、就職活動をすることは恐らくないでしょう。現時点で月20万円を稼げているのであれば、1年後の22才の時は生活費の不安から解放されている可能性が極めて高いです。そういう新世界がたしかに存在している中で、全ての子に、

 大学受験、そのために国語・社会・数学・理科・英語を詰め込むべし!

 は、もういい加減いいんじゃないか、というのが私の考えです。真面目であればあるほど、大学受験勉強をします。そして、真面目であればあるほど就職活動をします。そして、常に人との競争の中で、やっと就職が出来る。でも、終身雇用制度も年功序列制度も崩壊しているので、今度はリストラなどの不安に怯えなければならない。全ては、大人たちが、たった一つの選択肢しか見えていないから。もう一つの新しい選択肢の存在に気付いてさえいないから。子どもたちには見えているのです。見えていないのは、大人の方だけなのです。

 本来、勉強は楽しくやるものです。人は、自分の知らないことを新しく知りたいという欲求を、本能的に持っています。だから、勉強が好きな子は、それを徹底的に伸ばせばいいんです。でも、そうでない子もいる。数学や英語を勉強することが、ただの苦しみでしかない子がいるのも事実。


 本当に、その子の幸せを願うのであれば、その子の強み、好きなことを徹底的に伸ばしてあげた方がいい。そして、現実問題、最後は就職活動していくのであれば、ネットを使った仕事も同時に存在して、選べるのだということも提示してあげた方がいい。私が、記事でやたらと経済的な自立にこだわるのは、ここに理由があります。

 大学生起業家たちは、あとから徹底的に勉強をしているのです。会社を設立したり、経営していくには、経営学の知識が絶対に必要ですから。戦略・組織・マーケティング・財務・会計・運営管理・法務・・・。だから、仮に中学生や高校生の時に、国・社・数・理・英をやっていなかったからと言って、一生、勉強なしで成功するということもあり得ません。学生時代に本を読んでいようがいまいが、経営者であれば勉強は必須です。だから、彼らは大学生や社会人になってからの勉強を止めることはありません。

 一方、旧来の20世紀型の教育は、高校3年生の大学受験勉強がピークです。そして、大学入学後に、パタっと勉強量が急激に落ちる。欧米から日本の大学が「学習遊園地」と揶揄(やゆ)されるのも仕方ありません。それくらい日本の大学生は勉強していません。理系はともかく、文系学部の学生は特に。本当に何のための勉強なのか・・・。なぜ、そこに疑問を持たないのか・・・。

 日本人は、人の輪や空気というものを重視し過ぎて、タブーにしている話題が多すぎます。政治・宗教・哲学・性、そして、お金。でも、これらが1番大切なのではないでしょうか。これら全てを見て見ぬふりをしながら情報発信をするとなれば、もう、知っていても・知らなくてもどうでもいいことしか話せませんし、書けません。

 人が私のことを教育者かどうかと判断するのは、その方の問題であって、私の問題ではありません。私は、自分がそのとき・そのときで最も大切だと思うテーマを、自分の解釈を通して一生懸命に伝え続けるのみです。  
 
 愚者は賢者からも学べず、賢者は愚者からも学ぶ
 
 今号もお読みくださり、ありがとうございます。
 それでは、また。

 白坂慎太郎

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『子どもを自立に導くコーチング法【Q&A編】』


 追伸:1492年(意欲に)燃えたコロンブスの新大陸の発見。コロンブスの卵の逸話はあまりに有名ですが、高校生起業家・大学生起業家たちはまさにネットという新大陸に船を漕ぎ出した冒険家たち。私も、その新大陸が見えている人間の一人として、どんどん情報発信をしていきます。

まりんちゃんママブログ