今年の相場始まる

 

 

今年最初の日経平均株価は

ハイテク株中心に下落した米国市場の展開を反映してか

半導体関連株などに売りが出て日経平均株価を押し下げました。

能登半島地震が心理面で影響したとの見方もあったようです。

 

さて今年は辰年ですね。
 十二支にまつわる相場格言には『辰巳(たつみ)天井』というのがあります。
 ここでの「天井」はネガティブな意味ではなく

「高値で推移する」ことを意味するようです。

 過去8回の「辰年」の日経平均株価の年間騰落率を見てみると

上昇した年と下落した年の割合は4勝4敗(勝率50.0%)

勝率ランキングでは十二支の中で10位タイと割と下位に留まっています。


 しかし年間の平均騰落率は+16.9%で

子年(+39.8%)・卯年(+17.0%)に次ぐ3位と堅調です。

 昨年卯年の日経平均株価騰落率はいろんなアナリストの

年初予想を大きく上回る+28.3%の高実績となりましたので

今年も年間トータルでは高値推移で上昇することも十分あり得そうです。

 不安点としては

日経平均株価を下支えしてきたドル円為替と

米国政策金利の影響や日本金利政策の見直しなど

それらの組み合わせによって

日経平均株価も多大な影響を受ける年になりそうです。

 

既に米国長期金利は政策金利を織り込んだ形で

利下げの方向に動いています。

これに米国大統領戦や地政学的動向など

相場に影響を与える出来事があるわけですし・・・

 そんなわけで

私には相場の正確な予想は到底無理な話ですから

マクロの相場観と直近のイベント影響を見据えていきたいと思います。

 個人のインデックス投資家としては

コツコツ信託銘柄を積み立てながら

期待半分で待つのが良さそうですね。

 

寒い日が続きます

暖かくお過ごしください。

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