2017.06.10
現在のステムはフォークと同じくKZ1000MkⅡ用。
ステムオフセット量が60mm。(Z1〜KZ1000MkⅡまで同じ)
ザッパー(Z650)のステムオフセット量は50mm。
10mmオフセット量を減らすことで直進安定傾向からセルフステア傾向に変えられ旋回性が向上する。
18インチ化するとトレール不足になるのでザッパーステムは必須アイテムだが、19インチの旋回性も効果絶大で、当時も人気アイテムだったらしい。
ちなみにZ1-RⅡはステムオフセット量50mmのフロント19インチで同じ仕様になる。
ロア側のテーパーベアリングは状態が悪かったので新品に交換した。前回組んだ時はオーバートルクだったかも?
ステムナットはフックレンチで締め過ぎないように注意が必要で、ガタがなくなるポイントまで指で締めてから、重くなるポイントまで締めてその範囲内で調整する。次回はテーパーローラーではなく、アンギュラボールベアリングを試したい。
↑KZ1000MkⅡ用ステムヘッド
↓Z750T用ステムヘッド
Z750Tのステムはザッパーと同じだが、ステムヘッドが違う。ツインエンジンの振動をダンパーで緩和させる為にラバーマウントされている。
ハンドルポスト取付位置も10mmほど上がる。
←Z750T用ハンドルポスト
→KDX用ハンドルポスト
KDX用のポストは5〜6mm後方にオフセットされている。シャフト径は同じ12Φなので流用できる。
ちなみにRZに流用しているビラーゴ用のハンドルポストは10Φなので流用不可だった。
ダンパーはまだ純正新品が入手可能。
ダンパ: 92075-275 ¥260×4個
たかが5〜6mmのオフセットでも、ハンドルバーが近くなったと感じる。高さも上がるので理想のポジションにすることができた。
ザッパーステムで10mmオフセットが減ったので、ハンドルストッパーが必要になる。
ワンオフで製作している静岡の水野板金さんから30Φを購入した。
テストランは後日。本日はこれで終了。