飯田線の伊那本郷駅

無人駅の小さな駅の隣には

ナシ園があって花の咲く頃には

電車と梨の花の美しいコラボが

見られる駅です。

 

 

そこでナシ園を営む矢沢さん。

信濃毎日新聞にて今年の梨が

最後の梨という記事がありました。

 

 

私は正直、電車にはあまり興味なく

沿線にナシ園のあるこの駅のことも

知りませんでした。

 

新聞の記事にはナシ園の矢沢さんは

高齢で後を継ぐ人もおらず管理も

できなくなってきたとのことで

今年を最後の収穫・出荷として

来年度にはナシ園の木をすべて

伐採することにしたそうです。

 

 

その記事を見てどうしても

矢沢さんの作る最後の梨が

食べたくなりました。

住所を調べて連絡すると

最後の出荷の前日で

最後の出荷日の最後の梨の一部を

譲って頂ける話になりました。

 

 

翌日に矢沢さん宅を訪れると

袋に包まれた朝採りの立派な梨が

箱にたくさん詰められていました。

 

 

梨の種類は二十世紀梨。

最近は甘さ重視の梨が多いけど

少し酸味のある二十世紀梨が

The梨って感じがして好みです。

 

 

10㎏ほど分けてもらったので

美味しくたくさん頂きました。

長年の努力と経験で作られた

美味しくて貴重な梨。

感謝しながら頂きました。

本当に美味しかったです。

ありがとうございました。

そして本当にお疲れさまでした。

 

伊那本郷駅とナシ園の写真は

信濃毎日新聞社によって

写真集となって販売されるそうです。

そこには矢沢さんが駅と電車と

梨の花と一緒に写っているそうですよ。