長野県飯田市南信濃の山中に

かつて「池原集落」という

小さな集落があったそうです。

現在は地図からもその地名が消去され

まさに幻の集落となりました。

その集落に訪れてみました。

 

池原集落は飯田市南信濃大字和田の

池口川左岸の山中にあります。

これは対岸から撮影した写真で

写真の中央部付近が集落跡です。

 

緩い傾斜地に作られた集落で

かつては車でも入ることが

できたそうです。

 

現在は道も部分的に崩れて

徒歩でなければ行けません。

池口川沿いの道から歩いて

約1時間ほどで到着しました。

 

 

急な林道を登って突然開けた

場所になりました。

 

 

杉やカラマツが植林されていて

ところどころに畑らしき跡や

家の土台らしき石垣が残っています。

 

 

深い山中にひっそりと残る

かつての人の営みを感じました。