いつものように仕事へ向かっていた朝。
通勤路の途中にある信号のない横断歩道で
人が渡りたい雰囲気で立っていました。
進行方向に対して右側。
つまり対向車線側に立っていました。
ちょうど対向車も来ていません。
私が止まれば歩行者が横断できる状態でした。
歩行者優先なので横断歩道前にて停車。
30代~40代くらいの男性のようでした。
彼は軽く会釈をしてから
横断歩道を渡りはじめました。
すると後続車が「プップー」と
クラクションを鳴らすのです。
おいおい、横断歩道で人が横断中だぞ!
なんて気の短いドライバーなんだ。と、
一瞬バックミラーで後続車を見てから
視線を戻すと、、、
あれ?人がいない、、、
横断歩道を渡り切ってからも
隠れるような場所がない所です。
ふと我に返り車を発進させました。
会社に到着するまで頭の中は
????????????
しかしながら例えようのない
違和感を感じていました。
とても暑い夏の朝のことでした。
会社に着いてからしばらくすると
違和感の理由がわかりました。
あっ、あの人、、、
分厚いジャケットを着込んで
まるで真冬の格好だったな、、、