今年は数え年で7年に1度行われる御柱祭です。
正式名称は平成二十二年度庚寅年
「諏訪大社式年造営御柱大祭」といいます。
長野県の無形民俗文化財にも指定されている祭りで、
諏訪の氏子が大木を社まで曳いていきます。
 
諏訪大社は上社と下社があって、
上社には前宮と本宮、
下社には春宮と秋宮の計四社があります。
 
御柱祭は山出しと里曳きが行われ、
下社の山出しは4月9~11日で豪快な木落とし行われました。
里曳きは5月8~10日で建御柱が行われます。
 
私は下社の氏子なので子供の頃から祭りには参加してきました。
前回の御柱では直径20cm長さ3mの大おんべ持ちという
大役も務めさせていただき思い入れの強い祭りです。
法被は私の祖父から使っている代々の物で、
今回もこれを着て祭りに参加してきました。
 
下社のメインはやはり木落としです。
全国放送などでも有名になっています。
今回は曳き子として木落としの坂を下りてきました。
この祭りは木落とし坂を下りないと不完全燃焼な感じがします。
曳き子は原則的に子供や女性、年輩の方は危険が伴うので
坂の上で綱から外されます。
 
毎度のことながら木落とし坂の上から見る景色は身が引き締まります。
少し雨が降ったりして泥になった坂はとても滑りました。
 
今日で山出しは終わりますが次の里曳きも頑張ります!
 
木落とし坂上から約20万人の観衆
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春宮1の御柱木落とし直後
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春宮2の御柱木落とし直前
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