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新聞の記事によると長野県山岳協会が

ネパール山岳協会との合同で

ヒマラヤ環境トレッキングを開催するそうですね。
休みがあれば行きたいところだけど

日本のサラリーマンは長期休暇の取得は難しいのです。

ヒマラヤには行ったことがあるので

昔の写真を見て懐かしんでみました。

ヒマラヤトレッキングは体力勝負です。
「トレッキング」というと日本では日帰りのお気楽山歩きみたいなイメージがあります。
本来の「トレッキング」とは長期山行を意味していています。
テント泊で景色を眺めながら登るというのが本来の意味なんですね。

ヒマラヤトレッキングには5000m級のピークを登る要素も含まれてきます。
「ヒマラヤ」とはチベット語で「雪の住処」を意味します。
年間のほとんどが雪の中なので最低限の雪山技術は必要になります。
富士山より高い場所がほとんどですから

高山病にも気をつけなきゃならないです。

ちなみハイキングとトレッキングはアメリカ英語とイギリス英語の違い?
だったような気がします。嘘だったらスミマセン。
登山に関してはマウンテニアリングとかクライミングとか言います。


ヒマラヤエクスペディションは経験したことがあります。
レベルとしてはライトクラスだけど総合力が試される山行でした。
残念なことに先行のドイツ&ノルウェー隊員が山頂直下にある200mの氷壁で
突風に煽られて転落してしまい何名かはお亡くなりになりました。
次の登攀を待機していた私たちにも救助を依頼されたので登頂は諦めました。
ピークを目指すより人命救助が最優先事項です。

就寝中に起きたテントサイト付近の雪崩は迫力満点でした。
ゴォーバキバキっと地鳴りがしたと思ったら嵐のような風。
雪崩の風でテントが飛ばされそうになりました。

安くてヘボいスキャナでスキャンしたからせっかくの綺麗な写真がイマイチ。
雰囲気だけは伝わるかな?

画像1:神秘的な光線
画像2:イムジャツェ(6160m)