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ゲーセンのUFOキャッチャーで変なエビを入手しました。
その名は「ホロシュリンプ」というそうです。

説明文では非常に丈夫で飼いやすいエビらしく、
密閉ボトルの状態で特に管理することなく2ヶ月は生きるそうで・・・
 

生き物に対してそんな適当な案内でいいのかな?

ゲームと言えども生き物を手にしたのだから

きちんと管理して大切に育てたいものです。

ホロシュリンプについて少し調べてみたけど情報がほとんどなかった。
ハワイ原産のエビらしいので海外サイトで調べると多少の情報が得られました。
私と同様にゲーセンなどでこのエビを入手された方へ情報提供です。

「ホロシュリンプ」→商品名かな?

学名:
Halocaridina rubra Holthuis

別名:
スカーレッドシュリンプ、ピクシーシュリンプ、ハワイアンレッドシュリンプ、
オパエウラ、ホロホロシュリンプ

分布:
ハワイ諸島(固有種)

体長:
1.5cm前後(これ以上の大きさになることはないようです)

飼育環境:
水温25℃(20℃~27℃)、PH8.2~8.4、汽水域(比重1.015)

概要:
閉鎖的環境で脱皮した抜け殻や藻類を主食としている深紅色のこのエビは、
国際宇宙ステーションの実験にも利用されていたようです。
ハワイ諸島の固有種で海岸近くの塩分の混入しやすい水たまりに生息していて、
環境に対する適応能力は非常に高いエビといえます。


適応能力の高さゆえにボトルなどの閉鎖環境でも丈夫で

ゲーセンの商品になってしまったのかも知れませんね。
ゲーセンでもらった説明書には淡水から汽水まで飼育可能で

水温も15℃~27℃とありましたけど、
長生きさせるためには汽水環境で

水温も25℃前後で飼育するのが理想環境のようです。

餌に関しては難しい一面がありそうです。
ゲーセンからもってきた状態のままではボトル内のわずかな藻類を食して、
自分の脱皮殻を食して、それがなくなったら×××です。

人工飼料を与えるのも可能ですけど餌は水質を極端に悪くします。
特にこのエビは小型なので餌を食べ切れない場合があります。
餌が余ってしまうと水質悪化を促進してしまいます。
餌をあげる場合はその点に注意する必要があります。

餌は市販されている人工飼料でも可能のようです。
植物性の餌で動物タンパクの少ないものが良いようです。
海外サイトではサプリメントのクロレラ粒や

スピルリナ粒を砕いて与えている飼育者も多いようです。

以上が私の調べたホロシュリンプに関する情報です。
ハワイ諸島のみに生息するという貴重な固有種のエビです。

縁があって手に入れた命を大切にして
可能であるならば繁殖にも挑戦してみるのもいいかもしれませんね。