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コウライモロコという魚です。スゴモロコと非常に良く似ています。

鰓耙数と側線鱗などからコウライモロコと判別できます。
外見からの判断はやや難しくて側線鱗や背の盛り上がり方などの体格で区別できるそうです。
交雑種も確認されているので解剖無しに正確な判断は難しいです。

地域ごとに個体群で区別できたようですけど
近年のワカサギの卵移動などに伴いこれらの卵も移動して正確な系統保存が壊れているのが現状です。

毎年いろんな河川で調査しているけど年々貴重な魚がいなくなっているのが現状です。
熱帯魚などに比べたら地味な魚が多い日本産淡水魚だけどきれいな魚もいます。
日本固有種も含め希少な魚がのびのびと生きて行けるような環境が続くことを願います。