デコポン(不知火)の収穫時期になりました。
デコポンは、摘み取り方が普通のみかんと違います。
普通のみかんは、下の写真のように、首元の近くから切り取って、さらに丁寧に2度摘みをして余分な軸を切り除くのですが、
デコポンは軸を短く切ると、そこからは良好な新芽が出にくいそうで、思い切って長く切り取ります。
それから余分な軸を、果実に傷をつけないように慎重に切り取ります。
摘み取った果実は、底に新聞紙を敷いたキャリーに、これまた傷つけないようにそ~っと入れていきます。
デコポンは見かけによらず皮がデリケートで傷つきやすく、手荒く扱うとスグに腐敗などの障害を招きます。
8分目まで入れたキャリーを6キャリーずつ、クローラーというキャタピラ付きの運搬車に載せて、トラックまで
運びます。
今日はおよそ1000kgを収穫しました。
夕方、雨が降りそうな天気だったので、せっかく採ったデコポンを雨に濡らして傷めてしまわないように、ブルー
シートをかぶせて持って帰りました。
はっさく、甘夏、村松文旦、黄金柑などの収穫の時期も近づいてきました。