1987年、初めての個展の時に描いた当時、自分では大作と思っていた作品。
布を被った4人の人物。
何がその当時の心情だったのか?20代の自分。
世の中と自分?
布の下に隠されて顔も姿も殆ど解らない。
きっとこれから先の不安を想い描いたのだと思う。
作品の良し悪し以前にその時しか描けない空気感。
自分にとっては大切な作品なのだ。
格好つけて言ってるわけでなく、作品を創っていると前ばかり見ている。
次はどんなもの、どんな色?
形?を描こうか?
創ろうか?
全く子供と同じで、一つの新しいおもちゃを見つけたり、作ったりし出すと止まらないのだ。
でもある時、お客様や友人宅で自分の昔の作品に再会すると、嬉しかったり、恥ずかしかったり、色んな想いが湧き上がってくる。
「あ~、これは今描けない良さがある!」
「わ~、やっぱり未熟だ。。」
等々。
前進前進で突き進んで来たけど、たまには後ろを振り返るのも大切なのかも知れない。
変えたり変わりたい、でも自分の中から出て来るスタイルは持ち続けたい。
うーん。難しい。。
石原家にある作品
シルクスリーンの作品。「パン屋」1985年
水彩画
「アネモネ」
「mademoiselle」
「garçon」
「carafe et verre」
「deux coupes」
1995年
この頃は、淡いトーンの一色で描くのにはまっていた。
色んな一色で描いた。
又やってみようと思った。
その後墨で描くのが好きになり今も続いている。
1994年の飼われていた愛犬「HBエイチビー」を描いた。
この頃はサインも今と違い「S.」
版画でもないのに、鉛筆でダブルでサインなんてしていて、ちょっと恥ずかしい。
パリのアリソン宅の作品
2010年のコンポジション作品。
3m×6mの壁画作品。
木製パネルの上にベージュの下地を作り、その後、和紙を貼り、墨でペインティング。
うさぎはいつから描くようになったのか、今となっては自分でも不明。
何処にでも、いつの時代もいる、そんな当たり前な存在のうさぎ。
気軽に時代も場所もワープ出来るノマドの様な自分自身にピッタリな気がしている。
個展 東京丸の内HOUSE
2013 Palais De Tokyo Paris
2017 Tokyo Scène
LINEスタンプ 発表会
つい先日、京丹後の丹後ジャージー牧場ミルク工房そらに行って来た。
そこでも可愛いうさぎ達がいた。
勿論ここのメインは牛。
絞りたてのミルクで作るジェラートやプリンは大人気。
カフェコーナーでは美味しい石窯焼きのピザも食べられる。